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独立広場から憲法広場まで
歴史的地区には壁画アートがいっぱい
独立広場から憲法広場まで

旧市街を散策するなら、まずは「Peatonal Sarandí(サランディ通り)」へ。歩行者専用道路になっており、通りの両側にはレストランやカフェが軒を並べています。

「Plaza de la Constitución(憲法広場)」は市民の憩いの場。緑が生い茂る公園には噴水とベンチがあり、周囲には土産物や骨とう品を売る屋台が並んでいます。

ウルグアイの人々はマテ茶が大好き!自前のマテ壺とポットを手にした人をあちこちでみかけました。「マテ壺は自分の好みで選ぶのが一番だけど、ボンビーシャ(フィルター付きストロー)の素材には注意して」と店の主人。錆びやすいものもあるそうなので、どんな素材か、フィルター部分は分解できるか(洗いやすいか)などを確かめてから購入しましょう。

憲法広場の西側にあるモンテビデオのカテドラル。正式名称は「Catedral Basílica Metropolitana de la Inmaculada Concepción y San Felipe y Santiago(カテドラル・バシリカ・メトロポリターナ・デ・ラ・インマクラーダ・コンセプシオン・イ・サン・フェリペ・イ・サンティアゴ)」と大変長いですが、市民の間では「Iglesia Matriz(マトリス教会)」の名で親しまれています。

1740年に現在の場所にレンガ造りの小さな教会があり、その後1790年に改めて礎石が置かれ、大がかりな建設が始まりました。1804年に完成、1897年にローマ教皇レオ13世によってメトロポリタン大聖堂に昇格しました。無原罪の聖母(インマクラーダ・コンセプシオン)と、モンテビデオの守護聖人であるサン・フェリペ、サンティアゴを祀っています。

憲法広場の東側には、「Museo Histórico Cabildo(カビルド歴史博物館)」もあります。"カビルド"とはスペイン植民地時代の政庁のことで、1830年7月18日にこの広場で憲法の発布が行われました。現在はモンテビデオ市立博物館・歴史資料館として、さまざまなコレクションを展示しています。
カビルド歴史博物館
- 開館:月~金 12:00~17:45、土、祝日 11:00~17:00
- 入館料:無料
歴史的地区には壁画アートがいっぱい

歴史を感じさせるコロニアル建築の美しい建物と、現代的な壁画アートが同居するモンテビデオの旧市街。『Yo ♡ Mi Barrio(私の街が好き)』って、いいですね。

モンテビデオ名物、世界最長のカーニバル「シャマーダス」の様子を描いた壁画アート。伝統音楽「カンドンベ」のリズムに合わせて踊る人々、賑やかなメロディーが聞こえてきそうです。

無人と思われる建物の壁にも壁画が。ブルーを基調とした現代風アート、なかなか個性的です。