ボタンの種類:ドットボタン②
ドットボタンがよくつかわれる場所

ドットボタンは、ブルゾンやジャケット、コートなどのアウターによくつかわれています。ドットボタンは丈夫でつけはずしが簡単なのでカジュアルウェアに人気です。デニムをはじめ、ズボン類のウエスト部分によくドットボタンは使用されています。また、しっかり閉まることから、トートバッグやハンドバッグなどにもつかわれています。
ドットボタンの付け方
ドットボタンの取りつけには、専用の器具が必要です。手芸店で販売されているものには、ボタンと器具がセットになって販売されているものがあります。その他必要な道具は、金槌、目打ちなど穴をあける道具、当て布です。
動画のようにまず目打ちで布に穴をあけ、ヘッドとバネと呼ばれるパーツのボタンの上側になる金具を取りつけます。その次にゲンコとホゾと呼ばれるパーツを取りつけます。

金槌で叩いて金具をつけるため、頑丈なテーブルで取りつけましょう。テーブルに傷がつかないように、しっかり周囲を保護しておくことが重要です。また取りつけるときに大きな音がするので、夜につけるときは近所迷惑にならないように注意が必要です。
ボタンの種類:その他
力(ちから)ボタンの名前と説明

力ボタンまたは裏ボタンと言われる小さなボタンは、よくコートのボタンの裏側についているボタンです。形は2つ穴ボタンと同じですが、サイズが小さく1cmにも満たないものが多いです。
コートなどのボタンをつけはずしするときに、力がかかってしまい糸が緩んでしまうことを防ぎます。ボタンがとれにくくなるため、コートなどの大きいボタンなどをつけるときに使用しましょう。
スタッドボタンの名前と説明

スタッドボタンという名前のボタンは主に装飾用のボタンで、シャツの前たての部分にスタッドボタンを取りつけます。スタッドボタンは結婚式やパーティーなどのときのスーツスタイルにあわせると、エレガントさを演出できます。スタッドボタンは、スーツの色やネクタイの色とあうものをつけましょう。

スタッドボタンの付け方は、まずボタン穴にスタッドボタンを通しておきます。スタッドボタンをつけた状態でシャツのボタンをスタッドボタンが落ちないようにとめます。スタッドボタンの種類によって付け方が異なるので、スタッドボタンを購入したときにしっかりスタッドボタンの付け方を確認しておきましょう。