目次
1日目:中央駅からスタートし、まずは山場のレジデンツと新市庁舎を見学!
2日目:最高の朝食ヴァイスヴルストから青空市場とローカルな生活を感じる2日目
1日目:中央駅からスタートし、まずは山場のレジデンツと新市庁舎を見学!
旅の始まりは、ミュンヘン中央駅です。
ドイツの都市には中央駅というものが存在していて、「Hauptbahnhof」が中央駅という意味です。この単語を覚えておくと、ドイツのどの都市に行っても中央駅を見つけることができるので、道に迷うことが少なくなるでしょう。
ミュンヘン中央駅〜マリエン広場

ミュンヘンの中央駅からマリエン広場までは歩いて20〜30分程度です。
その前に、ホテルにチェックインしましょう!中央駅からすぐのところに、ホテルエリアがあります。
意外にも安く宿泊できる場所があり、5,000〜15,000円程度の予算幅となっています。ぼくは予約サービスのホテルズドットコムを利用してホテルを予約しました。
ホテルが予約できたら、マリエン広場に向かいます。
途中にフラウエン教会がありますので立ち寄ってみるのも良いでしょう◎中央駅のホテルエリアからフラウエン教会までは、歩いて5分程度です。フラウエン教会は、2本の塔にある玉ねぎ型の屋根が印象的な教会です。高さは高いところで100mあり、中に入っても天井までが31mととても開放的な教会です。

天気が良ければ、塔の上からはミュンヘンだけでなくバイエルンアルプスの山々を一望できます
建物自体は1468年〜1588年に建てられているためゴシック様式の教会です。中にはキリストの受難を表すステンドグラスがあり必見です◎
◆フラウエン教会
- 観光名称:Dresdner Frauenkirch
- 滞在目安:30分
- 住所:Frauenplatz 12、80331 München
- アクセス:Marienplatz駅から徒歩約2分。
- 営業時間:夏季7:30~20:30、冬季7:30~20:00 ※礼拝中の見学は不可
- 定休日:無休
- 電話番号:+49 89 2900820
フラウエン広場の裏手には、雰囲気の良いレストランがあります。そろそろ、お腹が減ってきた頃だと思うので、ここらで腹ごしらえ。
レストラン名は、ニュルベルガー・ブラートヴルスト・グレックル・アム・ドーム。(名前が長い・・・)

このレストラン。名前に「ヴルスト」とついているだけあって、ソーセージの名店。
焼きソーセージメニューである、ブラートヴルストを付け合わせのザウワークラフトと一緒にビールでお腹に流し込めば、「あぁ、ミュンヘンにきたぞ!」と、沸々と実感が湧いてくることでしょう。
◆ニュルベルガー・ブラートヴルスト・グレックル・アム・ドーム
- 観光名称:Nuernberger Bratwurst Gloeckl am Dom
- 滞在目安:50分ほど
- 料理ジャンル:ドイツ料理
- 住所:Frauenplatz 9 80331 Munchen
- アクセス:マリエン広場から徒歩2分
- 営業時間:月〜土曜10:00〜25:00、日曜10:00〜23:00
- 定休日:無休
- 電話番号:(+49) 89 2919450
- 支払い:VISA/MASTER
マリエン広場〜レジデンツ
マリエン広場に着いたら、まずはゆっくりと辺りを見渡すのが良いでしょう。

見晴らしの良い景色と荘厳な建物。そして、大道芸人に集まる人々が見られるでしょう。

11時、もしくは12時にマリエン広場にある新市庁舎の仕掛け時計の等身大人形が約10分間も踊り出します。運良くタイミングが合えば、仕掛け時計を見ていくのも良いですね!

ぼくが行った時はマリエン広場にサッカーファンが集まっていました。サッカーファンの人混みを抜けると銅像に扮した大道芸人がいます。
↑マリエン広場に集まるサッカーファンと大道芸↑
◆マリエン広場
- 観光名称:Marienplatz
- 滞在目安:15分ほど
- 住所:Marienplatz 1, 80331 Munich
- アクセス:マリエンプラッツ(MARIENPLATZ)駅下車、徒歩1分
さて、次はそのまま仕掛け時計のある建物、新市庁舎を観光してみましょう。
新市庁舎はマリエン広場に堂々とそびえ立つネオゴシック様式の建物。1867〜1909年に建てられ、その高さは85m。高さ65mの展望台まで、エレベーターで行けるので登ってミュンヘンの景色を一望してみましょう。

ただし、入るためのチケットを買うときに注意が必要。新市庁舎のチケットは、新市庁舎ではなく近くの観光ツーリズムで販売しています。チケットを持たずに、入っても展望台に行けませんので先にツーリズムでチケットを手に入れるようにしてください。

◆新市庁舎
- 観光名称:Neues Rathaus München
- 滞在目安:30分
- 住所:Marienplatz 8
- アクセス:[U][S]Marienplatz下車からすぐ
- 営業時間:3〜10月10:00~19:00、11〜4月10:00~17:00
※仕掛け時計のパフォーマンスは11:00、12:00からそれぞれ10分 - 定休日:11~4月の土・日・祝、12/24~1/1
- 電話番号:+49 89 23300
- 料金:18歳以上:€2、6~18歳:€1
新市庁舎の観光が終わったら初日の山場、レジデンツです。マリエン広場からレジデンツまでは歩いて5分ほど。しかし、レジデンツの内部はかなり広大なため観光時間は多めに見積もりましょう◎

◆レジデンツ
- 観光名称:ResidenzMünchen
- 滞在目安:120分ほど
- 住所:Residenzstraße 1, 80333 München
- アクセス:Odeonsplatz駅下車徒歩5分
- 営業時間:3/24~10/21 9:00-18:00、10/22~3/23 10:00~17:00(入場は閉館1時間前まで)
- 定休日:1/1、カーニバルの火曜日、12/24・25、12/31
- 電話番号:+49 89 290671
- 料金:レジデンツ博物館:€7、学生 €6/レジデンツ宝物館:€7 学生:€6/両館コンビチケット€11 学生:€9(※18歳以下は無料)
レジデンツ〜ホフブロイハウス
レジデンツをしっかり回ると足がクタクタなはず。。。ここいらで、カフェに入ってひと休みしましょう◎カフェ席から外を行き交う人をぼーっと見るのも悪くない観光ですよ!
レジデンツ付近のカフェでおすすめなのが「タンボジ」。

タンボジはミュンヘンで1番の老舗カフェです。かつての芸術家や宮廷人で賑わったお店はバロック調のクラシカルな内装が印象に残る素敵なカフェです。美味しい手作りケーキを食べながらひと休みすれば、また元気が湧いてくるでしょう!
王宮庭園側にあるテラス席に座れば眺めもバッチリです◎
◆タンボジ
- 観光名称:Tambosi
- 滞在目安:30分ほど
- 住所:Odeonsplatz 18, 80539 Munich, Bavaria, Germany
- アクセス:U-Bahn-Odeonsplatz 18よりすぐ
- 営業時間:8:00~25:00
- 電話番号:+49 89 90183076
タンボジで気力が補給できたら、せっかくなので電車に乗ってみましょう!2日目のことも考えて、美術系や教会が続かないようにここはあえての近代博物館。
イーザル川を越えた先にあるドイツ博物館がおすすめです。ドイツ博物館は世界最大級の自然科学と工業技術の博物館です。

かなり広大な広さになっており、通路全てを歩くと全長17kmにもなります。
Uボート、ワットの蒸気機関、地下資源の採掘モデルから人工衛星までありとあらゆる科学技術が詰まった展示です。全部をしっかり見ようとすると、とても1時間じゃ収まりません。1日目最後の観光になりますので、疲れもたまっているでしょう。。。
1時間半くらいの滞在時間として1日の観光を締めましょう◎
◆ドイツ博物館
- 観光名称:Deutsches Museum
- 滞在目安:90分
- 住所:Museumsinsel 1 80538 Munchen, Germany
- アクセス:ドイツ博物館(Deutsches Museum)下車
- 営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
- 定休日 :1/1、カーニバルの火曜日、聖金曜日、5/1、11/1、12/24-25・31
- 電話番号:+49 89 2179333
- 料金:大人€12/6〜17歳 €4
ドイツ博物館を出たらマリエン広場方面に戻ります。
最後は楽しいビアホール!
やっぱりミュンヘンに来たからにはバイエルン特有の空気感を味わえるビアホールでジョッキ片手に1日の思い出を語り合うのが楽しいですよね◎


初日に行きたいビアホールは、世界で一番有名なビアホールといっても過言ではないホフブロイハウス。


店内では、カントリーミュージックの生演奏を行なっていてとても賑やか!
陽気な雰囲気に、1日を楽しくしめることができるでしょう!!
(お会計は済ませており、食い逃げしたわけではありません!笑)
◆ホフブロイハウス
- 観光名称:Hofbräuhaus
- 滞在目安:120分
- 住所:Platzl 9, 80331 München
- アクセス:Marienplatzから徒歩5分
- 営業時間:9:00~23:30
- 定休日:無休
- 電話番号:+49 89 290136100
- 支払い:VISA、MASTER、JCB
以上、1日目のおすすめコースでした◎
歩き回って、食べて飲んでとかなり疲れることと思います。この日は早めに就寝して、翌日に備えるのがいいでしょう!
2日目:最高の朝食ヴァイスヴルストから青空市場とローカルな生活を感じる2日目
2日目は、ぼくがもっとも楽しみにしていた最高の朝食からスタートし、市場や公園を巡って地元の人たちのローカルな暮らしを体験してみましょう。
ツム・フランツィスカーナー〜青空市場
実は4年前にミュンヘンにきた事がありその時に食べたヴァイスヴルストをずっと忘れる事ができませんでした。
今回の旅行でも、もちろん朝食はヴァイスヴルストです。美味しいヴァイスヴルストを出すお店はいくつかありますが、ツム・フランツィスカーナーが立地、味を考えると一番のおすすめです◎

◆ツム・フランツィスカーナー
- 観光名称 :Zum Franziskaner München
- 滞在目安 :60分
- 住所 :Residenzstraße 9, 80333 München, Bavaria, Germany
- アクセス :U bahn3.6、S bahn Marienplatz駅から徒歩5分、U Bahn3.4.5.6 Odeonzplatz駅から徒歩4分
- 営業時間 :9:30~24:00
- 電話番号 :+49 89 2318120
- 支払い :アメックス可, Mastercard, Visa

ヴァイスヴルストを食べた後は、近くのおもちゃ博物館をのぞいてみましょう!ツム・フランツィスカーナーから300mほどとかなり近いので歩いて5分もすれば到着します。
おもちゃ博物館はミュンヘンの旧市庁舎内にあります。博物館内には、ブリキのおもちゃやSL、テディベアなどが展示されており、童心をくすぐる素敵な博物館です。

◆おもちゃ博物館
- 観光名称:Spielzeugmuseum
- 滞在目安:30分
- 住所:Im Alten Rathausturm, Marienplatz 15
- アクセス:【U】【S】Marienplatz下車
- 営業時間:10:00~17:30
- 定休日:カーニバルの火曜、一部の祝日
- 電話番号:089 294001
- 料金:€4、子供(4~15歳)€1
さて、おもちゃ博物館を出るとそこから南に200mほどに青空市場の会場があります。
天気がよければ、ぜひこの青空市場でミュンヘンのローカルな生活の一部を体験してみましょう!市場には食料品から、手芸品、飲食店などが所狭しと並んでおり、市場好きのぼくも大興奮!!

おそらく昼食の時間ですが、ここはあえてレストランに入らず、市場のお店のショーケースを眺めながら食べ歩きをするのがおすすめ◎

様々なミュンヘンのローカルフードを少量ずつ楽しめて、とってもお得ですよ!最初にご紹介したMuenchner Suppenkuecheのレバー団子スープはぜひ食べてみてくださいね。
エングリッシャーガルテン(英国庭園)〜バイエルン国立博物館〜ヴァイセス・ブロイハウス
青空市場からタクシーに乗って、エングリッシャーガルテン(英国庭園)に移動してみます。
青空市場からはおよそ2km、乗車時間5分程度でしょうか?エングリッシャーガルテンはとても広くて1日では回りきることは難しいです。

広さは驚異の3.7平方km。代々木公園の7倍くらいで東京ドーム75個分の広さを誇ります。
ただし、主要な観光スポットは公園の中心部に集まっていますので、初めての方はまず中心部をメインに散歩してみるのが良いでしょう◎
特に有名なスポットやイベントをいくつかご紹介します。
エングリッシャーガルテンのビアガーデン

夏になると、ミュンヘンエリア最大のビアガーデンになります。座席数は驚異の8,000席!!
ミュンヘンの夏はとても過ごしやすく、開放的な空間で飲むビールは最高に美味しい!!ぜひ、夏にミュンヘンに訪れる際にはエングリッシャーガルテン行くべし◎
サーファーの聖地?!リバーサーフィン

エングリッシャーガルテンのちょっとした名物になっているリバーサーフィン。イザール川支流のアイスバッハという川を改造して、サーフィンができるようになっているようです。周りにはたくさんのギャラリーがいて、サーファーのことを見守っています。
モノプテロスの広場

モノプテロスというギリシャ神殿風の建造物があります。その周りは広場になっており、来場者の憩いの場です◎ゆっくりと腰を下ろして、ミュンヘンの青空を眺めるならモノプテロスの下に広がる広場がおすすめです。
ミュンヘンの空は、日本に比べると広がりがあって気持ちいです。個人的には、ちょっと北海道の青空に似ているかなと思ったり◎

◆エングリッシャーガルテン(英国庭園)
- 観光名称:Englischer Garten
- 滞在目安:120分
- 住所:80538 Munich, Bavaria, Germany
- アクセス:【U】3、6 Universität、または100番のバスで Nationalmuseum下車
- 電話番号:+49 89 38666390
さあ、散歩して気分もリフレッシュしたらエングリッシャーガルテンすぐ近くのバイエルン国立博物館に行ってみましょう!と言っても、エングリッシャーガルテンがあまりにも広いので、どの出口から向かうかで距離も変わるのですが、、、笑

この博物館も結構広くて、ちゃんと回ろうとするとかなりの時間がかかってしまいます。しかし、かなりの穴場博物館なのか観光客の数は少なめ。自分のペースで、見学をすることができます。
内容は、宗教建築から身近な生活品、はたまた医療品まで様々な種類の展示物があります◎ちなみに、中にはカフェもあるのでゆったりと鑑賞するのにもってこいの博物館です。
◆バイエルン国立博物館
- 観光名称:Bayerisches National Museum
- 滞在目安:90分
- 住所:Prinzregentenstrasse 3, 80538 Muenchen
- アクセス:レーヘル駅(Lehel)から徒歩5分、トラム/バス バイエルン国立博物館停留所(Bayerisches Nationalmuseum)から徒歩2分
- 営業時間:10:00~17:00/水曜:10:00~20:00
- 定休日:月曜 (2/11~12、4/1、5/1・20、10/3、12/24・31)
- 電話番号:(089)2112401
- 料金:大人 7€、 子供(18才未満) 無料
さて、博物館を堪能したらお待ちかねの夕食の時間ですね。今夜の夕食はシュナイダー・ブロイハウスで、美味しいビールの飲み比べです。

シュナイダー・ブロイハウスはおすすめグルメでもご紹介した通り、ビールの醸造所となっていたため美味しいビールが飲めるのが特徴のレストラン。
ビールの飲み比べはもちろん、料理も安定の美味しさですのでハズレがないレストランです。日本語メニューもあるので、英語やドイツ語が苦手な方でも安心ですね!