こんにちは!ドイツを愛するたびライターたびさくです。 今回、ヨーロッパ周遊旅行中にどうして行きたかった街がミュンヘン◎
ミュンヘンといったら、ビールにソーセージとグルメな街の印象がありませんか?もちろん、グルメは最高に美味しいのですが、それだけじゃないのがミュンヘンの大変奥深い魅力・・・!
ぼくは今回、秋に3泊4日でミュンヘンに滞在しました。 もちろん、実際に訪れた観光名所をたっぷりとご紹介◎加えて、ミュンヘン観光前後に調査した内容も交えて記事を書きました。
ミュンヘンを観光する際のみなさまの「バイブル」になれば幸いです!
ミュンヘンの特徴
ミュンヘンを一言で表すなら「村」です。人口130万人の巨大都市でありながら、街はコンパクトにまとまり、観光するのに便利です。

何よりも旅行者を暖かく迎えてくれる街の気質や、オクトーバーフェストをはじめとした町全体の盛り上がりの一体感に「バイエルンの村」を感じさせます。
ミュンヘンの外せない観光ランキング
それでは、ぼくがミュンヘンを訪れた経験から、ここだけは絶対に行ってほしい「ぼくの中の観光名所」をご紹介します!
1位:レジデンツは圧倒されるほどの絢爛豪華な宮殿

レジデンツの何がすごいか?
それは、かのナポレオンも驚嘆するほどの華麗なる宮廷の様式美でしょう。レジデンツはバイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家の居城です。1385年から建築が始まり、ルネッサンス様式、バロック様式、ロココ様式など、改築に改築を重ねることであらゆる様式が混ざり合い複雑な美しさになっています。博物館として一般公開されたのは1920年から。バイエルン最後の王であるルートヴィヒ3世が退位して王政が崩壊した2年後です。バイエルンの繁栄と衰退を象徴する建築物といってもいいでしょう。
レジデンツは全部で4つの博物館と劇場から成り、かなり広大な敷地になっております。メインのレジデンツ博物館だけでもおそらく30分ほどは見学に時間がかかるでしょう。レジデンツをじっくり回りたい方は、3時間程度を覚悟してください。また、あまりの広さから前に見た場所に戻ろうとするのは困難です。
心して、目の前の光景を目に焼き付けながら、前に進むことおすすめします。
【レジデンツの見所おすすめポイント】
- 骨董の間の美しいホール
- レジデンツ通り側の入り口にある2頭の獅子の盾(ふれると幸せが訪れるという言い伝えあり)
- 銀の間のメモ眩むような銀食器コレクション
2位:ノイエ・ピナコテーク

ピナコテークとは美術館のこと。ミュンヘン中央駅の北には3つのピナコテークが存在し、手軽に美術館巡りができます。そのピナコテークの中でも、ノイエ・ピナコテークには必見の1枚。かの有名な「ゴッホのひまわり」の1枚があります。
ひまわりは、パリでの生活に疲れ南フランスのアルルに移り住んだゴッホが自室に飾ろうと描いたものです。ひまわりの絵は全部で7枚ありますが、なんとノイエ・ピナコテークのひまわりが一番最初に書かれたものであるとされています。(三番目に書かれたものであるという説もあります。)このひまわりを描いた2年後にゴッホは拳銃で自殺をしてしまいます。
さて、ノイエ・ピナコテークに話を戻します◎
ノイエ・ピナコテークは1853年にルートヴィヒ1世によって開設された美術館です。しかし、戦災を受けたことで建て直されました。そのため、建物自体がまだ新しく、自然採光の工夫から十分に館内が明るくなっているため、大変鑑賞がしやすい美術館です。
ゴッホの作品以外にも、
- モネ
- マネ
- ルノアール
- セガンティーニ
- ゴーギャン
などの有名画家の作品が展示されています◎絵画がお好きな方にはおすすめの観光スポットです。
3位:ヴィクトアリエン市場の青空マーケット

やっぱり、現地の生活を感じるには市場に行くのが一番。ぼくも旅行先の市場には必ず訪れるようにしています。
ミュンヘンで有名な市場がヴィクトアリエン市場です。観光の中心である、マリエン広場のすぐ隣でアクセスも良好◎花、生鮮食品、パン、ワイン、はちみつなど様々なお店が軒を連ねていて飽きない観光スポットです。市場にはマイバウムと呼ばれる市場のシンボルである高いポールが立っています。
マイバウムは5月の木を意味するそうです。マイバウムの木陰には、屋台やビアガーデンが集まり、年中を通して楽しげな雰囲気があります。
市場でお土産を買うならおすすめが、はちみつ。絶品の自家製はちみつならサイズも大きくなく、機内にも持ち運びやすくてお土産にGOOD◎(編集部註:はちみつは「液体扱い」になりますので機内持ち込み制限があります。梱包して預け荷物に入れることをおすすめします。)
また、立ち食いスポットもたくさんあります。特におすすめなのが名物スープ店のMuenchner Suppenkuecheのレバー団子スープ。レバー団子のスープはミュンヘンでも定番料理のようです。
Muenchner Suppenkuecheはベースのスープを選んで、具材を自由に決められるシステムになっていますので、好みの味を探すのも楽しいですよ◎