エバンジェリストはどこから探す?社内育成のメリットと方法

エバンジェリストを起用するには、社内育成と外部採用の2つの方法があります。まずは、社内育成のメリットと方法を紹介します。

エバンジェリストを社内育成するメリット

エバンジェリストを社内育成する最大のメリットは、「自社にノウハウが蓄積する」ことでしょう。育成や啓蒙活動のノウハウが社内に直接たまるうえ、契約終了とともにエバンジェリストが去ってしまうこともありません。

エバンジェリスト候補に求められるスキル

エバンジェリストには話力やヒアリング力、資料作成などのさまざまなスキルが求められる。

なかでもエバンジェリスト候補には「広くアンテナを張る力」と「深く学び続ける力」が特に求められるでしょう。エバンジェリストとして活躍するための膨大な知識を、ゼロから学んでいかなければならないからです。

ただ、セミナーで講師を務めた経験や、技術職としての知識は役立ちます。候補者はこれらの経験・知識がある人材の中から、意欲や人柄を見て選ぶといいでしょう。

エバンジェリストを育成する方法

エバンジェリストを育成するうえで、自社の経営方針を理解させることは大切です。ここを理解していないと、自社の製品やブランドイメージを正しく伝えていくのは難しいでしょう。

エバンジェリストとしての広範なスキルを身に着けるためには、育成プログラムを組み、体系的に学習していくのが近道です。社内にエバンジェリストがいないなら、外部から講師を招いたり、社外研修を受けさせたりするのがいいでしょう。

エバンジェリストはどこから探す?外部採用のメリットと方法

エバンジェリストを設置するのがはじめてという企業には、社内育成よりも外部採用がおすすめです。エバンジェリストを外部採用するメリットと方法を紹介します。

エバンジェリストを外部採用するメリット

ここまで解説してきた通り、エバンジェリストにはさまざまなスキルと知識が求められます。社内で育成しようとしても、一朝一夕ではいきません。

特にエバンジェリストをはじめて設置する場合は何から手を付けていいかわからず、時間と労力ばかりがかかって成果が得られないことも考えられます。

実績豊富なエバンジェリストを外部から招けば、このようなリスクを最小限に抑えられます。費用はかかるかもしれませんが、効果も比較的早く得られるでしょう。

自社に合ったエバンジェリストの探し方

自社に合ったエバンジェリストを探すとき、まずは起用する目的と任せる業務を明確にさせましょう。そのうえで、実績や知識などを踏まえ、候補となるエバンジェリストを探します。

エバンジェリストは経営の深い部分と関わることも多く、相性も大切です。雇用するとしても外部委託するとしても、面談ではスキルだけではなく、人柄や自社との相性も確認するようにしてください。