「仕事の8割はタンク洗浄。主役は酵母」

移住者が約2倍!【京都府福知山市】は圧倒的暮らしやすさで人を惹きつける!
(画像=醸造に使うタンクは同業から譲り受けたもの。1タンクで1000リットルの醸造が可能。、『cazual』より引用)

ビール造りの苦労を尋ねました。

「タンクをとにかく清潔にすることが大事。徹底的に洗いこみます。ビール作りは、人が四六時中、手を掛けるものではなく、仕込みをしたら、あとは酵母に頑張ってもらいます。そのために、できるだけ清潔にしていい環境を作るのが僕らの仕事だと思っています」

クラフトビールは仕込みから完成までおよそ1ヶ月。製造の流れは次の通り。

まず麦芽を粉砕し、水と混ぜ、麦汁にします。それを糖化させ、ろ過して、ホップを加えて煮沸します。ここまでが一般的に仕込みと呼ばれている工程です。そこに、酵母を入れて発酵、熟成させてビールが完成します。

仕込みに1日、発酵に1週間、熟成に3〜4週間で、だいたい仕込みから1ヶ月でできあがりです。

「7月に開業したばかりでまだまだ軌道には乗っていません。ただ、大好きなクラフトビールを使って、おもしろい人が集まるきっかけを作っていきたいですね。ビールには人をつなげる力がありますから」

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(画像=店内の個室は、なんと元金庫。重厚な扉と分厚い壁は当時の名残を感じさせる。、『cazual』より引用)

近日中にはEC で全国販売を開始する予定だとか。ビール好きのみなさん、ぜひお試しあれ!

移住者インタビュー 森 翔平さん(THE 610 BASE)
電気設備の会社が廃校でイチゴ農園にチャレンジ!

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(画像=『cazual』より引用)

ヴィンテージテイストのインテリアでまとめられたセンスの良さを感じるカフェ。

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(画像=『cazual』より引用)

スケートボードのランプ。

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(画像=『cazual』より引用)

7棟の大きなイチゴ栽培ハウス。

実はこれらすべて元小学校なんです。THE 610 BASE(ザ ムト ベース)と名付けられた施設で、廃校になった小学校がリノベーションされて生まれ変わりました。

こちらの施設を運営している森さんに話を聞きました。

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(画像=『cazual』より引用)

「廃校になった中六人部小学校を利活用しています。校庭ではハウスでイチゴ栽培。校舎内ではカフェ、スケートボードのランプがあります。母体となっているのは井上株式会社という電気設備の卸事業を行なっている会社です」

電気設備の会社が元小学校でカフェにイチゴ栽培とはどういうことなのでしょうか。

「うちはBtoBの電気設備の会社なのですが、会社の可能性を広げるべく、2016年に新規事業を立ち上げることになったんです。その結果が、THE 610 BASEというこちらの施設です」