「福知山で新しいカルチャーを作る。人生でそんなことできないだろうと思っていたので、とても楽しい」

(画像=カフェカウンター。バリスタが本格的なコーヒーを提供してくれる。、『cazual』より引用)
元は京都府亀岡市出身の森さん。就職するまでは、福知山は高速道路の通過地点くらいの認識しか持っていませんでした。それが今では、福知山の人たちが誇りに思ってくれるような場所を作っていきたいと考えています。
「廃校が元気になって、イチゴ狩り、カフェ、スケボーのランプができるようになり、福知山に新しいカルチャースポットを生み出したというか、大げさかもしれませんが、後世に残る仕事ができていると自分では考えています。僕の人生でこんなことはできないだろうと思っていたので、やっていてとても楽しいです」

(画像=『cazual』より引用)
カフェの内装は運営スタッフたちの好みで作っていると言います。スケートボードのランプ、カフェのヴィンテージ風の壁もひとつひとつ手作り。自分たちが好きだからこそ、細部まで自然とこだわっていて、そういう部分がTHE 610 BASEが醸し出す雰囲気につながっています。

(画像=『cazual』より引用)
大事にしているのは、好きという思いと楽しい農業
「次は、ビールが好きなので、クラフトビール事業の準備も進めています。将来的には、原料となる大麦やホップの生産も自分たちでやって、オール中六人部のビールを作りたいです」
好きの気持ちを大切にし、楽しく農業に取り組む森さん。

(画像=レンガ調の壁も森さんたちスタッフの手作り。、『cazual』より引用)
「僕たちはFARMERではなくFUNMER(FUNとFARMERを掛け合わせた造語)。THE 610 BASEのスタッフは全部で5人。新しいチャレンジばかりで、みんな毎日忙しく試行錯誤を繰り返しています。地域の人たちが集まれる場所を目指し、こだわりを持って、焦らず進んでいきたいですね」