移住者インタビュー 羽星大地さん(CRAFTBANK)
地元にUターンして、元銀行跡地でクラフトビールの醸造所を立ち上げ

(画像=『cazual』より引用)
福知山出身で東京のIT企業で営業をしていた羽星さん。現在はUターン移住で戻ってきて、ゼロからクラフトビールの醸造所を立ち上げました。
「元銀行の建物をリノベーションして醸造所にしました。だからCRAFTBANK(クラフトバンク)なんです。タンクを見ながら飲めるカウンターも、もとは銀行の受付机です」

(画像=30年近く空き家になっていた元銀行をリノベーション。堅牢な作りに面影を感じる。、『cazual』より引用)
ビールにハマるきっかけは大学の卒業旅行。ヨーロッパを1ヶ月回った際に、現地のパブで地元の方とビールを酌み交わすことで打ち解けた経験が大きかったと言います。
「ワイワイと飲んでいると自然と人の輪ができました。ビールには人をつなげる力がある。他のお酒では感じられない、ビールならではの魅力だと思います」

(画像=元銀行の受付机をベースに作ったカウンター。店内はシックで落ち着いた雰囲気。、『cazual』より引用)
それからクラフトビールにのめり込んでいきました。
「クラフトビールって、前向きに取り組みを起こすイメージを感じるんです」
また、東京での会社員時代にシェアオフィスで感じた魅力を福知山でも広げていきたいと言います。
「シェアオフィスっていろいろな方が集まるじゃないですか。面白い人が集って、新しいことが起きる気配がするというか、そういった“場”に魅力を感じました。なので、福知山でも人が集う場、関わる場を作りたいんです」

(画像=『cazual』より引用)
このようなヨーロッパや東京での経験からCRAFTBANKのテーマが誕生しました。
「“ビール片手になにかやろう”がテーマ。ビールを飲んで終わりではなく、ビールを軸につながって、前向きなアクションを起こしていきたいと考えています」
1階は醸造所ですが、2階3階はコワーキングスペースやイベントスペースとなっていて、つながる場としての活用も想定しています。
「屋上はビアガーデンとしても使えるようにしています。近隣のキャンプ場でCRAFTBANKのイベントも開きました」

(画像=2階のコワーキングスペース。、『cazual』より引用)