食前と食後①:食前の筋トレ
現代の人々は時間に追われている方も多いので、各々にタイミングを考えるために食事と時間の関係によるタイミングのメリットデメリットを確認する必要があります。
食前か食後か、どちらかしか筋トレをすることができない方に対して、それぞれのメリットデメリットをご紹介いたします。是非確認してトレーニングメニューを改め、今後の筋トレ生活にお役立てください。
まずは食前の筋トレからです!
食前と食後:食前の筋トレのメリット
食前に筋トレをするメリットは、体が活動している時に活発になる神経系である交感神経系が働き、筋肉に送られる血液量が増加するので、筋トレをするのに適したタイミングとなることです。
同じく、筋肉が多く消耗して筋肉繊維がダメージを受けるので、筋肉発達の第一ステップである筋肉破壊がしやすい状態が食前ということになります。
食前と食後:食前の筋トレのデメリット
メリットをお伝えしたところで交感神経系が活発に働くので、血液がふんだんに筋肉へ送られる分効率的に筋肉に疲労をかけられるとお伝えしました。食前での筋トレのデメリットも同じく交感神経系が活発に働いてしまうことにあります。
つまり食前とは食事をとっていない状態ですので、筋肉の栄養が足らない為に筋肉破壊がされやすい状態です。筋肉が破壊されすぎてしまうことが食前の筋トレのデメリットです。
食前と食後②:食後の筋トレ
食前に続いて次は食後の筋トレについて解説させていただきます。食前では筋トレに適した活発な状態になれていることがメリットでしたが、デメリットは活発化が行き過ぎて筋肉を破壊しやすくすることでした。
それでは食後の筋トレは如何でしょうか。「食後の運動」という言葉がありますが、いい意味でも悪い意味でも使われます。食後も食前同じくメリットデメリットがございますので、確認していきましょう。
食前と食後:食後の筋トレのメリット
食後に筋トレをするメリットとして、食事を摂った後なので栄養素が筋肉に行きわたっているために筋トレをしてダメージを負った筋肉繊維にそのまま栄養素が吸い込まれるので非常に効率がいい点です。
筋トレの効果を最大限引き出すためには、筋肉に必要栄養素が十分に足りている状態で筋トレをする必要がある為、食後に筋トレをすることはタイミングや効率的にもとても効果的です。
食前と食後:食後の筋トレのデメリット
食後の筋トレのデメリットを解説させていただきます。皆様はこんな言葉を聞いたことはございませんか?「食べてから運動すると体に悪い」コレは迷信でも何でもなく体の仕組みによる事実です。
食後というのは副交感神経系が活発に働き、血液を消化器官へと多く流します。この状態で筋トレをすれば筋肉へも血液を送らなければいけなくなるために消化器官の働きが弱くなります。その為消化不良を起こしやすいです。