ランニングの基礎知識4:腸活で健康促進
初心者のランナーの方の中には全く運動をしていなかったという方も少なくありませんが、運動をしないと腸の働きも鈍くなり便秘になることも多くありますが、ランニングを行うことで腸が活性化されお通じが良くなるといった効果も望めます。また、ランニングを行うことで自然と規則正しい食生活や生活リズムも整うため腸の働きも向上します。野菜やみそ汁や納豆など発酵食品や食物繊維を多くの食材で摂ればさらに腸の働きはよくなり健康も促進するでしょう。
体の感覚に耳を澄ませる
腸の活動が活発になることと同じ様にランニングを行うと身体の感覚に敏感になるランナーの方も多いと思います。ランニングや多くのスポーツでは脳の機能を高めることができると言われています。ランニング中に脳の中枢神経が人間の体の機能を繊細にコントロールしています。ランニング初心者の人で多いことはランニングを始めてから一日の中で水分をまめに摂るようになったり体が自然と野菜を欲したり夏場は汗を多くかくので濃い味付けを好むなど体の感覚が敏感に変化します。体の感覚が鋭くなり自分に必要なものが自然と知ることができる体になります。ランニングを行うことで脳が活性化されている証拠でもあります。
ランニングの基礎知識5:ランニングで心臓強化
心臓や肺も筋肉でできています。ランニングを行うことでランナーの心臓や肺の筋肉は強くなります。そのため心臓が一回に血液を運ぶ出力が増えることになります。ランニングを始めてから実感することの一つに安静時の心拍数が減少することが挙げられます。一般の方の安静時の心拍数は年齢やその時のコンディションにもよって違いますが、およそ70前後と言われています。ですが、ランニングを継続することで安静時の心拍数は下がり始めます。心臓の筋肉が鍛えられ心臓から送る一回の血液量が増量するので心拍数が少ない回数で血液を身体へ運ぶことができるためです。
疲労を感じにくい体へ
ランニングにより心拍数が減少することで日常の生活でも疲労を感じにくい体へと変化したという方も多いのではないでしょうか。初心者のランナーの方でも10分、15分、20分、30分と徐々にランニングの距離や時間を伸ばしていくことでスタミナを養うことができて最終的にフルマラソンを完走することも可能になります。初心者のランナーで大切なことはまずは、少しの距離から始めて徐々に距離を伸ばしていくことです。そうすることで疲れにくい体を作ることができます。