9. 大原美術館のチケット情報とオトクに鑑賞する方法

【倉敷・観光】大原美術館の見どころを徹底レポート!名画からイベント情報までをお届け
(画像=『たびこふれ』より 引用)

大原美術館のチケットは、チケット売り場で当日購入もできますが、スピーディに入場できる「事前購入」をおすすめします(いずれも売り場で入場券に引き換えてくれます)。

9.1 事前購入でサッと入場!

事前に購入する方法は2つ。

1. スマートフォン+クレジットカードで購入

ホームページから事前購入し、スマートフォンの画面を提示するだけです。

2. コンビニエンスストア(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ)

いずれも発券機からの発行で、それぞれ大人料金100〜200円の割引があります。倉敷駅から大原美術館までの間にセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートがあるので、歩いてこられる方は先に買っておきましょう(※倉敷駅の中にあるセブンイレブンは端末がないので不可)。

倉敷市民の方は割引があり、岡山県内の「学校メンバーズ」加入校の学生は無料で入場できます。勤務先の企業によっては提携の割引もあるようなので、事前にチェックしましょう。

9.2 全館回れなくてもチケットは取っておいて!次回に持ち越せます

館内全体をさっと回るには30〜60分、分館、工芸・東洋館は15〜30分ほどが所要時間ですが、美術鑑賞が好きな人は、1日あっても足りないでしょう。「パッパッ」と見ようとしても、好きな1枚に出会って動けなくなる人もいるそうです。

そんな時はチケットを大切に保管してください。

今回すべて回れなかったとしても、次回の来館でチケットを提示すれば、判を押されていない場所に入館できます。

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

上記写真の場合、「本館」しか判が押されていないので、「分館」「工芸・東洋館」には後日入ることができる、ということです。

9.3 音声ガイド機器貸し出し

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

チケットを携えて「いざ、作品を鑑賞!」......とその前に。音声ガイドサービスレンタルをおすすめします。

作品情報がぎゅっと詰まった機器を利用すれば、作品ができた年代、大原美術館に来た経緯だけでなく、ちょっとした裏話も聞けますよ。ちなみに英語・中国語・韓国語にも対応しています(貸出1本500円・解説は本館内の作品のみ)。

10. 大原美術館がある美観地区を楽しむなら「帰りは路線バス」!

せっかく倉敷まで来たら、大原美術館と一緒に「倉敷美観地区」も一緒に回りたいですよね。今回は大原美術館だけでなく、美観地区も一緒に回るプランをご提案します。

10.1 徒歩なら倉敷駅から15分

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(画像=『たびこふれ』より 引用)
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(画像=『たびこふれ』より 引用)

大原美術館のある倉敷美観地区は、JR倉敷駅から歩いて15分ほどの場所です。「倉敷中央通り」をまっすぐ進むだけ。「大原美術館前」で下車すれば、大原美術館は眼の前です(市内均一運賃:160円)。

10.2 路線バスを使って美観地区も楽しもう!

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

倉敷川沿いに広がる美観地区は、大原美術館の近くから細長く南に延びています。中央通りから大原美術館→美観地区と歩くと、元の場所に戻るのにかなりの時間がかかってしまいます。

そこでご提案。路線バスで、美観地区の南側(「星野仙一記念館」あたり)まで移動し、そこから大原美術館に歩いていけば、帰りは最短距離で倉敷駅に戻ることができます。

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

倉敷駅の南口(陸橋)を出て右側、高架を降りるとバス乗り場が見えてきます。ここから美観地区の南側に向かうには下電(しもでん)バス6番・天城(あまき)線に乗車しましょう(天城経由・JR児島駅行き)。

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

下車するのは船倉町の「倉敷芸文館東」。乗車時間は10分です。

この写真の奥が美観地区入り口なので、例えば「午前中は美観地区・午後は大原美術館」などというプランも組めるわけです。

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

余談ですが、倉敷のバスはもともと首都圏を走っていた車両が多いのだそう。美観地区入口で見かけたこの車両も、数年前まで新百合ヶ丘あたりを走っていたんですよ。

倉敷市内は観光シーズンを中心に、道路が大変に混み合います。近隣に駐車場はありますが、観光シーズンはかなりの大渋滞となるので、あまりお勧めできません。大原美術館に駐車場がないこともあり、公共交通機関を上手に利用してください。

※こちらの記事は2019年5月末に取材した情報です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください。

大原美術館の基本情報

  • 住所:岡山県倉敷市中央1-1-15
  • 営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 電話番号:(086)422-0005
  • 料金:一般1,300円・団体1,200円、大学生800円・団体700円(※団体・20名以上)、高校・中学・小学生500円・団体300円、JAF会員は団体割引適用(大人・大学生は100円引き、高校生以下は200円引き)
  • 駐車場:大原美術館には駐車場がありません。有料駐車場が近隣にありますが、休日はかなり混み合います。周辺の有料駐車場をご利用ください。
  • 定休日:休館日は毎週月曜日・12月28~31日、休館日が祝日、振替休日と重なった場合は開館 ※夏季(7月下旬~8月)、10月は無休
  • 車でのアクセス:山陽自動車道・倉敷IC、瀬戸中央自動車道・早島IC、いずれも20分程度
  • 電車のアクセス:山陽本線・伯備線倉敷駅より徒歩15分
  • バスのアクセス:倉敷駅前2,3,5番乗り場(両備バス・下電バス)「大原美術館前」下車徒歩1分、もしくは倉敷駅前6番乗り場(下電バス)より2分「倉敷芸文館東(船倉町)」下車徒歩6分

【岡山一口メモ】

岡山には大原美術館以外にもさまざまな観光スポットがあります。大原美術館から近い牛窓や吉備津神社など、さまざまな観光スポットがあります。下記でその観光スポットを効率よくまわれる格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのツアーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。ひとりや恋人、友人、家族だけで旅行を楽しみたい方はお得かつ手続きがとっても楽なフリープランもおすすめです。

<日数と費用>(関東発目安)
●旅行日数:2~4日間
●ツアー費用:23,000円~80,000円

文・写真・宮武 和多哉/提供元・たびこふれ

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