7. かわいいアイテムがたくさん!ミュージアムショップもチェック

美術館の中で見たお気に入りの絵画や風景。写真撮影はできませんが、グッズを購入しておけば、よい思い出としていつまでも手元に残ります。

おすすめは大原美術館ならではのグッズ、オリジナル・マスキングテープ(1本324円~648円)。実は、マスキングテープ自体が倉敷発祥。特に丸窓のデザイン入りマスキングテープが人気なのだとか。ちなみに倉敷の美観地区では、様々な種類のマスキングテープや、デニム色のインク等に出会えます。
もう一つのお勧めは、子どもがハマる「チェンジング定規」です(420円)。


右に左に、揺らすと動きが変わるこの定規。色もキラキラ具合も変わってまるで3D作品のようですね。この定規は、分館にあった作品・岸田劉生の『童女舞姿』をモチーフにしたもの。本物の作品は動きませんが、定規の中で動いてもらいましょう!
8. 大原美術館をもっと楽しむために知っておきたいサービスと注意点
大原美術館の各種サービスと注意点を紹介します。
8.1 手荷物預かり

重い荷物を持っている方は、入場券売り場横で手荷物預かりサービスを利用できます。倉敷美観地区で買った土産物や、スーツケース、ベビーカー等も預かってくれるので、手ぶらでラクに美術鑑賞が可能です(開館時間中のみ。9:00~17:00)。
ちなみに大原美術館は本館・分館はバリアフリー対応。車椅子やベビーカーのレンタルもありますが、数に限りがあるのでご注意ください。

8.2 ボールペンはNG!知っておきたい美術館のマナー
あまり堅苦しく考えることはありませんが、美術館にも最低限のマナーがあります。大声で話さない、携帯電話はマナーモードにしておくなどの基本ルール以外に、「ボールペン使用禁止」という、美術館独特のお約束があります。
何十年も守り続けてきた名画にインクが飛んでは一大事。メモを取りたい人は鉛筆を準備しましょう(ポケットから筆記用具を取り出すと、係員の方がさりげなく見に来ます)。
食べかすに虫などが寄ってきたら大変なことになりますので、飲食物はアメ・ガムも含めて禁止。ドリンクのフタもきっちり閉めておいてくださいね。
8.3 見たい作品がある場合は展示状況に注意
絵画や彫刻は、常時展示していないものもあります。温度や湿度に触れること自体が負担となるため、一定期間休ませる作品もあるのです。どうしても見たい作品がある場合は、事前に確認してもいいかもしれません。