(2)便利な設定 その2

PCで基本の「コピペ」を大幅拡張 「Clibor」の活用方法
(画像=Cliborの履歴保存件数変更、『BCN+R』より引用)

二つ目は、クリップボードの保存件数である。Cliborではクリップボードの保存件数が最大1万件であるものの、デフォルト設定は108件で設定されている。108件でも十分多いものの、108件以上登録したい場合は登録件数を変更できる。

クリップボード保存件数の変更方法は、クリップボードカテゴリから[クリップボード履歴を保存する件数(1~10000件)]で、保存したい件数を入力して完了である。

(2)便利な設定 その3

PCで基本の「コピペ」を大幅拡張 「Clibor」の活用方法
(画像=Cliborサブタグ設置、『BCN+R』より引用)

三つ目の便利な設定は、サブタグの呼び出しである。Cliborはクリップボード履歴管理ソフトという位置づけのため、基本的には履歴機能がメインになるような動作をする。そのため、定型文を呼び出したい場合は、Cliborを開いて定型文タブを選択する必要がある。

しかし、定型文機能もクリップボード履歴管理に負けず劣らず便利なため、定型文を直接呼び出せると便利である。定型文を直接呼び出すには、設定のホットキーカテゴリを選択し、メイン画面(サブタグ)の呼び出しから、[Shiftキーを二回で呼び出し]にチェックを入れて完了である。

この設定によってクリップボード履歴管理を呼び出したい場合は、Ctrlキーを2回、定型文を呼び出したい場合はShiftキーを2回で表示されるようになる。