(2)便利な機能 その4

こちらは設定ではないのだが、スタートアップ登録機能を紹介する。CliborをPC起動時から利用したい場合は、設定画面の左下にある[スタートアップへ登録]のクリックにより、Windowsのスタートアップフォルダに自動的に保存される。起動時から自動的にCliborを立ち上げたい場合は、ぜひ設定しておこう。
今回紹介した機能以外にも、Cliborの設定は奥が深いため、一通り操作に慣れたら使いやすくするために、あなた好みにカスタマイズしていこう。
(3)クリップボード履歴管理
実際の機能を紹介する。まずはCliborのメイン機能、クリップボード履歴管理である。とはいえ、使い方は至ってシンプルである。
■クリップボード履歴機能の使い方
1.テキストなどをコピー(Ctrl+C)する
2.Ctrlキーを2回押し、クリップボード履歴を表示させる(タスクトレイからCliborアイコンをクリックでも可)
3.クリップボード履歴から貼り付けしたいテキストを選択し、クリックもしくはEnterキーを押下する
※[自動貼り付けを有効にする]にチェックが入っていない場合は、貼り付け(Ctrl+V)する
なお、コピーしたテキスト履歴の左側には数字やアルファベットなどが表示されており、ショートカットキーとして機能する。そのため、貼り付けしたいテキストのショートカットキー押下でも貼り付けが可能である。
ショートカットキーは、数字の1から0、アルファベットのaからz、Ctrl+数字、Ctrl+アルファベット、Shift+数字、Shift+アルファベットの組み合わせが存在する。
Ctrlキーを利用する場合は「C1」や「Ca」、Shiftキーを利用する場合は「S2」や「Sb」という表記になる。
コピーやペーストをキーボードのショートカットで利用している方であれば、生産性向上のためにもCliborの履歴選択もショートカットでの選択をおすすめする。