目次
雨キャンプ設営の基本は?
想定外の雨が降った場合

雨キャンプ設営の基本は?

タープから設営する!

【ファミキャン】キャンプの雨対策!ソロキャンプとの違いとは?
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

設営するサイトを決めたら、一番最初にタープを張りましょう。これはソロキャンプと変わりありません。タープを設営しておくと、テントを張るときも雨避けとなってくれますし、グランドシートを敷いておけば、ほかのギアも水濡れから守れます。

テントを張るときのポイント

テントを設営する場合もタープの下で方向を確認してから設営場所に動かすようにしましょう。普段よりもスピーディーに設営しなければ、撥水力の弱いインナーテントはすぐに水浸しになってしまいます。

大雨が降っている場合は、シャベルを使ってテントの周りをぐるりと囲むように堀を作り、水の通り道を作るとよいでしょう。

役割分担する

タープ、テントが設営できたら、テント内の環境を整える人、リビングスペースを設営する人と役割分担しましょう。

今回はテーブルとチェア、食事準備と(テント外)コット・シュラフの設営(テント内)に分けて設営。すべての準備を整えてから子どもたちを車内からタープ・テントに呼び寄せてキャンプを開始しました。

想定外の雨が降った場合

スケジュール変更

【ファミキャン】キャンプの雨対策!ソロキャンプとの違いとは?
(画像=Photo byDorigo、『暮らし〜の』より引用)

強い雨を避けるために、到着時間を遅らせるなどの対策が必要です。今回はそれでもさらに雨が降り続いてしまいました。当初スケジュールから雨天を想定、変更後までを事例として紹介します。

当初スケジュール

  • 15:00 チェックイン
  • 16:00 設営完了
  • 17:00 バーベキュー開始

雨天を想定して

  • 17:00 チェックイン
  • 18:00 設営完了
  • 19:00 バーベキュー開始

変更後

  • 17:30 チェックイン(サイトの下見・変更により+30分)
  • 19:00 設営完了(雨が降り止まなかった)
  • 19:30 軽食(翌朝にバーベキュー振替)

悪条件が重なり、スケジュールを繰り下げても天候は回復しませんでした。そのため、キャンプ内容自体を変更。横殴りの雨でバーベキューを楽しめる状態ではなく、夕食は簡単に済ませて、翌朝に振替しました。

周りのキャンパーさんも同じように対応していたようです。

テントへ入る前に

就寝前には、雨が入り込むような場所に薪や炭などの燃料類、防水性が低いアイテムを置きっぱなしにしていないかを確認しましょう。燃料類は湿気ってしまうと着火に時間がかかる場合があります。また、防水性が低いアイテムは故障してしまうおそれがありますので、車内やテントに入れておきましょう。

就寝前は必ず着替える

就寝前には、濡れた衣服を取り替えましょう。濡れたままシュラフに入ると不快ですし、気化熱で体温が奪われます。「翌日の着替えだから……」とためらわないようにしましょう。雨が降っている場合、気温が通常よりも低い状況が多いので、低体温症につながるリスクも高まります。