次回以降の対策
雨装備の拡充
今回は、私と妻以外の雨具を疎かにしていました。そのことから、家族全員分のレインウェア・シューズを天候に関わらず準備します。雨が降る中でも車で待機させておかなくても大丈夫な状態を整えられれば、気苦労をひとつ減らせるでしょう。
テントの見直し
私がファミリーキャンプする際、コールマン「モンタナ」を使用しています。ドームテントとはいえ、8人対応のテントは設営に時間が必要です。その対策として、ワンタッチテントを買い増して、テント設営の時間を短縮できるようにしたいと考えています。
また、設営が簡単なものは撤収もすぐにできるため、全工程の時短にもつながるでしょう。
リスケ基準の見直し
キャンプ場は、山の中や海沿いなど天気が荒れやすい場所がほとんどです。天気予報だけをアテにせず、訪れる日程をリスケすることも考えようと思いました。今回は「15時以降に雨は止む」との予報を元にキャンプを決行しましたが、失敗が多かったと反省。
ファミリーキャンプの場合、雨降り予報の時点で先に伸ばす・キャンセル料を支払ってでも中止するとリスケ基準を見直します。
雨ファミリーキャンプでの気付き
痩せ我慢
当初の予報と反して、強い雨が降り続く日でした。子ども達の手前「こんなこともある」「温かい飲みものがより美味しく感じる」と少しでもキャンプ気分を演出。
しかし、言葉と裏腹に足の指、手の感覚はほとんどなくなるほど冷え切って涙が出そうな気持ちでした。
久しぶりに家族でキャンプへ出かけたのに、申し訳ない気持ちと肉体的なつらさは拭えず……。また、家族と一緒にいると、過酷な状況に我慢できてしまうことに驚きました。
「楽しかった」の一言
1泊2日のキャンプは、雨・寒さで過酷な状況のまま終了。帰りの車中で私は終始「ごめんね」と子どもに伝えました。しかし、子どもから「寒かったけど、楽しかったよ」といってもらえただけでうれしい気持ちで一杯です。
最適な行動を考える
ソロキャンプでは雨が降っても、テントの中で籠もっていれば時間が過ぎていきます。しかし、ファミリーキャンプの場合は、自分が家族にとって最適な行動を考えなければいけません。設営のタイミング、予定の変更、メンテナンスなど少しでもリスクを下げる行動を選びます。
これまでなら考えもしなかったことや動き方は、今後のアウトドアライフの深みを増す経験です。
「失敗も経験」と考えて、よりキャンプを楽しもうと思わせてくれました。