目次
魚の締め方③数十分、バケツに入れて血を抜く
魚の締め方④神経抜きをする
魚の締め方③数十分、バケツに入れて血を抜く
血抜きを行った後は、 海水に魚を付けて、 ナイフで切ったエラから 血を吐かせます。 時間は数十分程度でOK! その時、魚が死んでしまったらだめ! また、途中で血が止まってしまった場合は、 再びナイフでエラを切りましょう! なので、時間を決めるのではなく、 魚のある部分をみて、 血抜きが出来たか確認しましょう!
血抜き完了のサイン!『エラの「さいは」が真っ白になる』
血抜きがきちんとできたのか 確認する方法は、 『エラのさいはが白くなる』 事を確認することです。 この場合、白くなった場合は きちんと血抜きが出来ています。 エラが白くなった場合、 次の工程へ行きます。
魚の締め方④神経抜きをする
目と目の間にニードルを入れ、脳を破壊する
血抜きした後は、 魚の脳を壊します。 ちょっとグロいですが、 きちんと行うことで 脳からの信号がなくなり 身へ余計な反応を 起こすことがなくなります。 ニードルという道具は 脳に穴をあける道具です。 先のとがった道具で 眉間の少し上に 穴をあけます。 ニードルを刺した後は 上下左右にニードルを 動かし、きちんと脳を 破壊しましょう!
あけた穴からワイヤーを通し、神経を完全に壊す
次に『神経締め』を行います。 まず、神経締め用の道具である ワイヤーをニードルで 開けた眉間の穴に 通します。 そして、ここが一番難しい部分。 神経にワイヤーを通します!
上手に神経締めを行うコツは ①魚がビクッとした場所が神経の場所 ②神経にワイヤーが通ったら、しつこくワイヤーを動かし完全に神経を壊す事です。 完全に神経を壊すことで身が完全に脳と切り離され 身が硬直したり、痛んだりすることを 防ぎます。また、神経締めの道具のワイヤーは簡単な道具なので自作することもできます。
【長谷川大樹氏の面白いはなし】神経の味で魚の味が分かる!?
ちなみに、魚コンシェルジュの 長谷川大樹氏は、神経締めした ワイヤーをなめて、 魚の味の良しあしが 分かるそうです。 少し抵抗がありますが、 興味のある方は チャレンジしてみてください!