炭が難しい理由

木より燃えにくい

そもそもなぜ難しいのかと言うと、木が酸素が不十分な状態で燃焼して炭化できる炭は燃えやすい物がなくなっている状態なります。食物繊維のセルロースは燃えやすいですが木炭となった状態では殆どなく低温で着火でできない炭素が残るため、燃えだすにはに莫大な熱量が必要になります。これが炭の火起こしが難しい原因の1つで、大きな熱量を与えるためには空気通り道を確保した積み方が必要になってきます。

隙間が空いていない

つかない理由として大きな要因となるのが積み方です。炭を隙間を開けずにきれいに積みすぎていたり、量が多いと酸素が足りなくて消えることがあります。空気が入りやすいように平らに積むのではなく立体的に積むのがポイントですよ。炭がつかないのは燃焼に至るまでのエネルギー料と酸素が足りていないので両方の条件を満たした燃やし方すれば大丈夫です。

炭の火起こしのコツ1

バーナーだけを使ったやり方

確実な方法にはなりますが、時間はかかる上スマートではない力技のため、あまりおすすめしません。バーナーだけを使う燃やし方はどうしてもつかないときなどにおすすめします。コツは特に無いのですが、燃えにくいものなので全体を燃やそうとせず1本に集中して火をつけるようにしましょう。炭火焼き専門店などの業務で着火する時に主に使われる方法でオガ炭だろうと備長炭だろうと、バーナーを長時間使えばつかない炭はありません。

バーナーだけ使うメリット

時間がかかるというのが最大のデメリットですが、メリットとしてはコツもなく簡単で、着火剤を使わないので着火剤の臭いを気にしなくてもいいというのがメリットです。新聞紙やダンボールなども本来は着火剤ではないのでインクの臭いなどが気になるという方も多いのではないでしょうか?そうした心配なくバーベキューを楽しめる燃やし方が、バーナーのみを使って1本、1本つけるやり方です。燃えにくいオガ炭も確実につきますよ。