試用期間中に退職するにはどうすればいい?

(画像=『キャリアゲ』より 引用)
試用期間中に退職したいと思ったら、本採用後と同様の手続きを取ることになります。具体的には、労働基準法で定められている「退職希望日の2週間前まで」、もしくは会社の就業規則に示されている指定期日までに退職の意向を申告します。後者に関しては、「退職希望日の1か月前まで」とされていることが多いので、早めに確認して準備を進めることが望ましいでしょう。
ただし、病気や怪我などで働けない、もしくは会社から不当な扱いを受けたことなどが理由の場合は、会社との合意によって即日退職が認められることもあります。後者の理由で合意が得られない場合は、労働基準監督署などに相談することをおすすめします。
退職届を出す際のマナーとは?

(画像=『キャリアゲ』より 引用)
ドラマや漫画では、登場人物がいきなり退職届を上に突きつけるシーンが描かれていることもありますが、トラブルなどもなく自らの意思で退職するなら、まずは退職の意思を直属の上司に伝えることが先決です。
その後、退職届を提出することになりますが、企業によっては指定のフォーマットを用意していることがあるので、フォーマットの有無を確認しましょう。決まったフォーマットがない場合は、ネット記事などを参考にして自分で退職届を作成します。退職届の提出以外に必要な手続きは会社によっても異なるので、必ず人事に確認しましょう。
退職届を提出した後は、退職日を迎えるまでの期間に業務の引き継ぎをおこないます。引き継ぎの方法に関しては基本的にはルールはありませんが、業務の進捗状況や各クライアントの担当者などをエクセルの表などにして残しておくと、後任者の手を煩わせることがありません。