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メジナのベストな時期は梅雨時
メジナの釣り時期は梅雨時と並んで秋もいいです

メジナのベストな時期は梅雨時

前述したように、メジナの釣期は水温が高い時期です。かつて、メジナの適水温は18度から22度といわれていましたが、最近は15〜24度と幅が広がっています。24度を超えると低水温を求めて深場に移動しますから、真夏は好機とは呼べません。 2〜3月に限界まで下がっていた水温は4月に入ってから徐々に上がっていきます。とはいえ、上がったり下がったりを繰り返しながら少しずつ上がるというパターンで、安定はしていません。 ようやく安定するのが梅雨時で、この頃からメジナがコンスタントに釣れ始めます。そのため、関西では梅雨グレ(グレはメジナの地方名)と呼び、1年のメジナ釣りのシーズン開幕を告げるものとして親しまれています。

メジナ釣り【入門ガイド】仕掛け、ルアー、スポット、時期まで攻略しよう!
(画像=『暮らし〜の』より引用)
メジナ釣り【入門ガイド】仕掛け、ルアー、スポット、時期まで攻略しよう!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

メジナの釣り時期は梅雨時と並んで秋もいいです

夏を迎えると水温が上がりすぎるため、一時期下火になります。早朝の短い時間にだけ食欲を見せますが、その後は深場に潜り込んで出てこなくなります。人間の方も暑さに耐えきれず、とても釣りどころではありません。 再びメジナが好調になるのは秋に入ってからです。エリアによってバラつきがあるため何月とは断定できないのですが、早いところでは9月後半から、遅いところでも10月からスタートします。この時期は少し触れたようにまだ他の魚も活性が高く、非常に釣りづらい状況にあります。もっとも、いろいろな魚が釣れますから、初心者にとっては楽しいといっていいでしょう。 11月後半から水温は下がり始めます。すると、小型のメジナは少しずつ沖の深場へ移動を始めます。小型のメジナと限定した理由は、大型はある程度低い水温にも耐えられるからです。沿岸部ほどエサは多いから、我慢できるだけ深場には落ちないのです。ただし、堤防の周囲は隠れ家もエサも少なく、大半は磯に生息しています。12月後半から2月前半というのは寒メジナの最盛期で、この時期を待ちかねていたメジナ釣りファンは毎週のように釣行します。小魚が少なく、しかもアタれば中〜大型ですからまさに最高のシーズンなのです。

メジナ釣り【入門ガイド】仕掛け、ルアー、スポット、時期まで攻略しよう!
(画像=『暮らし〜の』より引用)
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(画像=『暮らし〜の』より引用)
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