目次
メジナの釣り方(3)…エサ盗り対策
メジナの釣り方(4)…コマセの遠投方法

メジナの釣り方(3)…エサ盗り対策

小魚が多く、サシエをすぐ食べてしまう場合は厄介です。というか、それがいつもの状態と思っていいでしょう。メジナの活性が高い時期は常に小魚の活性も高いのです。そのため、先達はさまざまなエサ盗り対策を考案してきました。その中で基本ともいえるのが遠近分離です。初心者でも比較的マスターしやすく、ここで簡単に紹介しておきましょう。 遠近とはエサ盗りを「近」、本命のメジナを「遠」に分ける方法です。最初に足元へ3〜5杯のコマセを入れてエサ盗りを集めます。そして、仕掛けを沖へ遠投します。その距離はエサ盗りの活性の高さと数、種類によります。20mですぐサシエを食べられるのなら25m、それでもダメなら30mとどんどん遠くしていきます。 したがって、仕掛けは遠投できることが前提です。仕掛けというよりもウキといった方がいいでしょう。自重10g以上のウキを使うことが原則です。 仕掛けを投入したらその上からコマセを1杯だけ被せます。注意してほしいのは中間にコマセをこぼさないことです。それをすると、足元に集められたエサ盗りが沖に出ていく可能性が高いのです。

メジナ釣り【入門ガイド】仕掛け、ルアー、スポット、時期まで攻略しよう!
(画像=『暮らし〜の』より引用)
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(画像=『暮らし〜の』より引用)

メジナの釣り方(4)…コマセの遠投方法

仕掛け同様、コマセも遠投しなければなりません。配合エサは遠投用を選択して、さらに遠投するための投入方法を身につける必要があります。といっても、それほど難しいことではありません。 水汲みバケツやシャクホルダーできれいに洗ったカップでコマセをすくったらバッカンの内側に押しつけ、前方45度の方向に押し出すように投入します。押し出すようにというのはコマセシャクを振りきるのではなく、途中でビシッと止めるという意味です。これだけ記せば、カンのいい人なら10回も投入するとかなり飛ばせるようになるでしょう。あとはコントロールですが、これは回数をこなすしかありません。 といって、外れたからといってやり直すのは禁物です。沖にコマセを入れるのは、仕掛けを投入したときの1回だけです。それ以上沖に入れるとエサ盗りが沖に出てしまいます。それでは分離できません。

メジナ釣り【入門ガイド】仕掛け、ルアー、スポット、時期まで攻略しよう!
(画像=『暮らし〜の』より引用)
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(画像=『暮らし〜の』より引用)
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