コールマンランタンの各部の名称と働き
コールマンランタンのメンテナンスや修理を行なうには、各部の働きを知ることが必要です。シンプルな構造ゆえに、部品点数は驚くほど少なくできています。ここでは各部品を大まかに9つに分け、その名称と働きについて解説します。

(画像=『暮らし〜の』より引用)
①ボールナット、②ベンチレーター、③グローブ、④マントル、⑤ジェネレーター、⑥燃料バルブ、⑦燃料タンク、⑧ポンプノブ、⑨フィラーキャップ
①ボールナット

(画像=『暮らし〜の』より引用)
ベンチレーターを本体に固定するためのナット。緩めればベンチレーターが外れます。
②ベンチレーター

(画像=『暮らし〜の』より引用)
ランタン上部を保護し、換気の役割も果たすホウロウ加工された笠状の部品です。発光中や消火直後は熱いので注意が必要です。
③グローブ

(画像=『暮らし〜の』より引用)
衝撃に弱いマントルを雨や風から守る部分で、耐熱ガラスでできています。
④マントル

(画像=『暮らし〜の』より引用)
化学繊維でできた発光体。使用前に燃やして、一度、灰状にしてから使用する「空焼き」が必要です。
⑤ジェネレーター

(画像=『暮らし〜の』より引用)
液体のガソリンを気化させ、きれいに燃焼させるための部品です。
⑥燃料バルブ

(画像=『暮らし〜の』より引用)
バルブを回すことにより、タンク内のガソリンをジェネレーターに送る部品で、明るさを調整します。点火や消火もこのバルブで行ないます。
⑦燃料タンク

(画像=『暮らし〜の』より引用)
内部にさび止め加工を施し、加圧ポンプを備えたタンクです。
⑧ポンプノブ

(画像=『暮らし〜の』より引用)
ホワイトガソリンを効率よく燃焼させるために、タンク内に空気圧を送り込むためのポンプ式ノブです。
⑨フィラーキャップ

(画像=『暮らし〜の』より引用)
燃料のホワイトガソリンを注ぐ部分のネジ式キャップです。しっかり閉めないと、ここから圧力で燃料が漏れてくることがあるので注意が必要です。