目次
シューズの違いや選び方のポイント!
初心者向け:怪我予防のポイント!

シューズの違いや選び方のポイント!

気になるランニングシューズの違い

【特別連載】マラソンに怪我はつきもの?予防策やシューズの違いをアスリートに聞いてみた!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

さくら:初心者から記録を狙う中・上級ランナーみんな気になるのはランニングシューズの違いや選び方ですが、アスリート目線の考えをお聞きしてもいいですか?

大久保:シューズの違いも大事になります。ランニングに必要な筋力が伴っていない初心者の方が底の薄いランニングシューズを履いてしまうと衝撃に耐えられず怪我につながる場合があります。

ランニング上級者の方でもあまりにも薄いランニングシューズで30㎞や40㎞などの長距離走を行う場合も衝撃で怪我をしてしまう可能性があります。

選び方のポイント

さくら:なるほど、上級者でも状況に適した選び方が大切だということですね。私もレースにエントリーしていた頃は背伸びして「自分にはまだ早いかな?」と思いながら薄いソールのシューズを履いていたことがありました。

幸い、そのときは怪我をすることはありませんでしたが、ランナーに共通するシューズ選びのコツやポイントを教えてください!

大久保:ランニングシューズを選ぶ場合も、自分の状況、トレーニングの内容によっても変えることは大切になります。

ランニングシューズはできれば店頭へ行き自分の脚にフィットするかを確かめることと、店員さんに自分の状況を伝えながら選ぶと怪我予防やランニングのレベルアップにもつながります。

話題になった高反発・柔らかいシューズは?

さくら:背伸びをしないことと、必ず試し履きすることが大切ですね。話題になっていた「柔らかいのに高反発を得られるシューズ」があります。初心者でも怪我を予防しながら速く走れそうなイメージがありますが、そのあたりのご意見をお聞きしたいです。

大久保:人によるので断言はできませんが、体とフォームができていない初心者は柔らかいソールでも筋肉が高反発に耐えられないおそれがあるので、あまりおすすめはしません。

やはり自分に合ったレベルのシューズを選ぶことが記録達成と怪我予防につながります。

初心者向け:怪我予防のポイント!

怪我予防のポイントは?

【特別連載】マラソンに怪我はつきもの?予防策やシューズの違いをアスリートに聞いてみた!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

さくら:走り始めたばかりの初心者はどのように意識すれば怪我予防になりますか?

大久保:初心者の方はランニングフォームの基礎を理解しながらまずはウォーキングから始めることが大切です。

ウォーキング15分、ランニングを5分、もう一度ウォーキングを10分、これを週に1~2回程度一か月継続すると怪我を防ぎながら少しずつ楽に走ることができるようになります。

最初の目標はどうする?

さくら:時間の目安など目標にすることはいかがでしょう?

大久保:いきなり30分以上継続して走ってしまったりすると筋力が伴っていなかったり、疲労でランニングフォームが崩れ怪我につながる可能性があります。

無理をせずにコツコツ継続すれば少しずつ走れるようになります。ペースや距離よりも最初は10分・15分とウォーキングを混ぜながら無理のないように走れる時間を伸ばしていくことがおすすめです。