目次
ペット可物件が少ない理由
 ・汚れや臭い問題で費用が掛かってしまう
 ・近隣住民とのトラブル
 ・ペット向けの物件のリフォーム
ペット可物件探しでチェックすべきポイント
 ・部屋の作りと設備
 ・近隣の環境をチェックする
 ・ペットの条件

ペット可物件が少ない理由

物件数が少なくて犬猫との引越しは大変!ペット可マンション・アパート・戸建の探し方や注意点を物件数データと共に解説
(画像=『equallLIFE』より引用)

ペット可物件は、なぜ少ないのでしょうか。
不動産を所有するオーナーであれば空室率の改善策として、ペット可物件にしても良いかと思いますよね。
しかし、ペット可物件にすることで物件オーナーにはリスクがある為、簡単にはペットOKの物件ですと言いにくいのが現状なのです、

汚れや臭い問題で費用が掛かってしまう

ペットと一緒に暮らした部屋の場合、ペットがいない部屋と比べて原状回復を行うのに費用が掛かってしまいます。
臭い、汚れ、傷などは、残ってしまうケースもあり、物件の劣化に繋がってしまうことも。

預かっている敷金で原状回復できなければ、追加で入居者からお金をもらう必要がありますが、その場合トラブルに繋がりやすく、貸し主としても費用と労力が掛かってしまうのです。

近隣住民とのトラブル

ペットによる騒音の問題で近隣住民とトラブルが起こることもあります。
夜の鳴き声で、眠れないや臭いの問題でなどが原因でトラブルに発展するケースがあります。
賃貸のマンションやアパート物件の場合、場所を共有して暮らしているので、周りの方への配慮は欠かせません。
きちんとしたしつけや散歩でのストレス発散を行ってください。
またマンションには組合があり、ペット不可からペット可とする場合は、マンションの組合で合意頂く必要がある点もひとつのハードルになっているといえるでしょう。

ペット向けの物件のリフォーム

ペット不可の物件をペット可物件にする場合は、物件によってはリフォームをする必要があります。
その場合、物件のオーナーは、先行投資をする必要があり、リスクを取ってペット飼育者のための物件設備を整える必要があります。
こうした費用を負担して、ペット可物件にするかという判断が、ハードルになっています。

ペット可物件探しでチェックすべきポイント

物件数が少なくて犬猫との引越しは大変!ペット可マンション・アパート・戸建の探し方や注意点を物件数データと共に解説
(画像=『equallLIFE』より引用)

ペット可物件を探している方は、事前にどんな条件で引越しをするか、妥協できるポイントはどこか、内見した物件がどうだったかなど書き出しておくようにしましょう。

部屋の作りと設備

ペットと暮らしている方は、問題ないと思いますが、これからペットを飼おうとしている方は、どんな間取りの部屋にすれば良いか分からないですよね。
ペット専用に作られたマンションやアパートであれば問題ないですが、ペット飼育可能でもペットに配慮された間取りになっている訳ではないので注意するようにしましょう。

チェックポイント

  • トイレを置くスペースの確保
  • 玄関から逃げ出さない為の仕切
  • ベランダから落ちないか
  • 犬飼育者は段差が少ない物件を選ぶ
  • 共有部は綺麗か
  • 急な階段がないか
  • 災害の時にペットと一緒に逃げられるか

近隣の環境をチェックする

お部屋の間取りや広さなどと同様に近隣の環境はとても大切です。
特に大切なのが、動物病院が近くにあるかという点です。
もしもの時にすぐに行ける病院を探しておきましょう。

チェックポイント

  • 動物病院が近くにあるか
  • 騒音問題はないか
  • 犬飼育者は散歩できる公園やドッグランがあるか確認
  • トリミングサロンがあるか
  • ペットホテルがあるか
  • 交通量は多くないか

ペットの条件

ペット可とされている物件でも、飼育できるペットに条件が限られているケースもあります。
小型犬のみ、猫のみ、1頭まで、体重5kg以下など規約で定められている場合は、せっかく内見しても大型犬や多頭飼いの方は、申込時に気がつくケースもありますので、事前に電話やメールで確認するようにしましょう。
確認に行う際は、その他に条件がないかも併せて確認してください。
ペットがいると敷金がプラス1ヶ月など掛かることが多いです。