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夜久野(やくの)そば(福知山市)
ジビエは獣害対策ではなく「美味しいから食べよう!」という世界にしたい

夜久野(やくの)そば(福知山市)

福知山市で注目されているそばがあります。それが夜久野そばです。夜久野とは地名で高原地帯で霧が多く、寒暖差がある地域のため、美味しいそばを育てるのにぴったりの土地です。

【綾部市・福知山市】こんな時代だからこそ「もうひとつの京都」の価値が見える。テーマは「食」
(画像=『たびこふれ』より引用)

そばの殻ごと挽くひきぐるみの黒そばで、そばの香りが立ち、典型的な田舎そばですが、のど越しもよく上品な味のそばでした。つゆは江戸の濃い味とは違って優しくさっぱりしており、するするっといただくことができました。

ジビエは獣害対策ではなく「美味しいから食べよう!」という世界にしたい

福知山市夜久野町で猟師歴20年のジビエハンターであり、料理人でもある中島健太郎さんの言葉がとても印象的でした。

「福知山では鹿などのジビエ料理も盛んです。ジビエというと獣害対策の一環として見られがちなんですが、私はそういう捉え方をしたくないんです。実際、鹿もきちっとした処理をすれば臭みもなく、美味しく食べられるんです。「獣害対策じゃなく、美味しいから食べよう!」そういうものにしたいんです。福知山の鹿肉は地域の宝だと思っています。」心強い言葉です。

【綾部市・福知山市】こんな時代だからこそ「もうひとつの京都」の価値が見える。テーマは「食」
(画像=『たびこふれ』より引用)

ジビエハンター中島さんが捕まえて捌いた鹿肉のローストです。臭みはまったくなく、さっぱりと美味しくいくらでも食べられそうでした。

【綾部市・福知山市】こんな時代だからこそ「もうひとつの京都」の価値が見える。テーマは「食」
(画像=『たびこふれ』より引用)

中島さんのジビエはオンラインで購入することもできます。