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ツェルトの使い方とは?4つの使い方を紹介
ツェルトとテントの比較
ツェルトの使い方とは?4つの使い方を紹介
ツェルトは張り方や設営方法の工夫次第で、いろんな使い方ができます。 ツェルトの使い方を、以下に4つ紹介します。
使い方① 立てて使う
ツェルトの最も一般的な設営方法で、一般的なテントと同じように、立てて使います。ペグでツェルトを固定し、ポールまたは周囲の木々でツェルトを支えます。 一般的な登山テントより、狭くて、風雨にも弱く、結露しやすいなど、快適さは劣りますが、緊急時に夜を明かすには、十分な居住性があります。
![ツェルトとは?ツェルトの基本を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/QPRLnCouhmZSWuvmSieYspctSSpCRBdf/6676e4e3-dda8-415c-a7ef-227cdab171bd.jpg)
この方法であれば、他の一般的なテントに混じって、山のテント場で張ってもよいでしょう。ツェルトは一般的なテントよりも軽量なので、宿泊用に積極的に使うと、荷物の軽量化を図れるでしょう。
![ツェルトとは?ツェルトの基本を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/MlhVkrRZvUkwokmxBLKszmIUjDTpcyjz/7d8fb2d0-ed14-4df4-bc71-7ad6e31bc534.jpg)
使い方② くるまって使う
ツェルトは持っているが、支えるためのポールや張り網を持っていない場合、すぐにビバークが必要な状況では、くるまって使います。体温を低下させないよう、体全体をツェルトで覆い、頭だけ出して使いましょう。
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使い方③ タープとして使う
ツェルトは、雨を避けるタープとして使うこともできます。一般的なテントと一緒に設営したり、暑い夏の時期はタープの下で夜を明かしたりすることもできます。 タープとして使う場合の張り方は、ツェルトについている紐をほどいた状態で大きく広げ、張り網とペグで生地を固定します。
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使い方④ 雪洞の入り口を覆う
雪山で、雪洞を掘ってビバークする場合に、雪が入り込まないように、蓋としてツェルトを使うこともできます。
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ツェルトとテントの比較
ツェルトは、登山用の一般的なテントと、どのように違うのでしょうか? ツェルトは緊急時にビバークをする目的で使います。それに対して、テントは快適に宿泊する目的で使います。そのため作りが異なっており、それぞれメリットデメリットがあります。以下に、いくつかのポイントについて、どちらがよいか比較し、〇か△で示します。 ■通気性 テント:〇、ツェルト:△ ■広さ テント:〇、ツェルト:△ ■防水性 テント:〇、ツェルト:△ ■軽量性 テント:△、ツェルト:〇 ■コンパクト テント:△、ツェルト:〇 このように、テントは快適さや居住性を重視して作られていますが、一方で、ツェルトは居住性は少し劣りますが、軽量でコンパクトであることを重視して作られています。 軽量コンパクトであるからこそ、いざというときにいつでもザックにしのばせて、持ち運びしやすくなっています。