目次
自作ナイフを焼入れに出そう!
自作ナイフにヒルトやハンドルをつけよう!

自作ナイフを焼入れに出そう!

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

紙やすりで表面を整えよう

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ナイフの刃を削り終わったら紙やすりで表面を研磨していきます。最初は#120番辺りから鉄工ヤスリの痕を消すようにしながら最終的には#600番まで仕上げていきます。刃の部分だけはこのあとほぼ加工しなくなりますので、念入りに綺麗にしておきましょう。

ナイフを刃物として使えるようにする焼入れ

研磨が終わったら、前段階の終わりとして焼入れに出します。焼入れというのは鋼材を加熱することで固くして刃物になった際の切れ味などをよくする方法です。焼入れをすると鋼材は非常に硬くなって鉄工ヤスリやドリルは効かなくなってしまうので、加工したい部分があるのでしたら焼入れに出す前に終わらせてください。

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

業者に頼むのがおすすめ!

焼入れは個人でもできますが、非常に手順や場所などが要求されるのでおすすめできません。焼入れは専門の業者がありますので頼むのがおすすめで、価格も安く宅急便で取引できるので誰でも気楽に取引できるのが良いです。

自作ナイフにヒルトやハンドルをつけよう!

刃の保護をしてから

焼入れから帰ってきたら紙やすりで酸化皮膜を取り除きましょう。酸化皮膜がとれたら刃の部分の加工はもうしないのでゴムテープや養生テープなどを巻いて表面を保護します。保護をしておかないとこのあとの作業で出る金属粉末などで傷がついてしまいます。

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

手を守るヒルト

焼入れから帰ってきたら紙やすりで酸化皮膜を取り除きましょう。それができたら今度はナイフを握った際に刃の方へ指が行かないようにするヒルトを作ります。ヒルトはナイフの厚み分で穴を開けてコの字型になるようにしましょう。隙間が空くと汚れがたまる原因になるのでなるべく隙間があかないように作るのがポイントです。

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

接着とピンのカシメ

作り終わったヒルトは隙間を接着剤で埋めながら、同一素材の金属ピンでカシメます。カシメピンは思い切り叩き潰すのではなく、ピンの周りを広げるように叩いていくのがポイントで最後にピン全体を叩きます。失敗すると取り返しがつかなくなるので慎重に作業しましょう。

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

お好みのハンドル(グリップ)をつけよう!

ハンドルは握りの部分を型どるように切って左右から挟み込みます。接着するだけでは強度が足りないので、専用のシュナイダーボルトやラブレスボルトで固定するようにしましょう。外形を握りやすい形に整えたら、紙やすりで研磨してハンドルも完成です。

ナイフを自作してみよう!刃の切り方、ヤスリかけ、刃つけまで手順を紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)