釣れたサヨリの持ち帰り方と下処理

サヨリは前述したように食べても非常に美味しい魚です。美味しく食べるために適切に持ち帰りましょう。群れが回ってきたら数釣りが可能な魚なので、クーラーボックスに海水と氷を入れて冷やし、釣れたらクーラーボックスにそのまま入れる「氷締め」が手返しも良くオススメとなります。

エラに寄生虫

釣ったサヨリにはエラの中に「サヨリヤドリムシ」というダンゴムシのような見た目の寄生虫がよく入っています。甲殻類の一種で食べても問題ありませんが、台所で見るのがイヤな人は、現地で頭を落としてから帰るといいでしょう。

サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説
(画像=現地で頭を落とす人も多い(撮影:TSURINEWS関西編集部 松村)、『TSURINEWS』より 引用)

アニサキスはいる?

代表的な寄生虫であるアニサキスについては、寄生確率は非常に低いです。ただゼロではないので、心配であれば刺し身で食べる際は、釣り場で内臓を抜き、身にアニサキスがいないかチェックしておくといいです。

お腹の黒い膜は取る

「腹黒」の語源にもなったと言われる、開いた際にお腹にある黒い膜は苦味や臭みの原因になるため取り除きます。

サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説
(画像=サヨリのお腹(撮影:TSURINEWS関西編集部 松村)、『TSURINEWS』より 引用)

下記記事でも詳しい下処理方法や、調理レシピを紹介しているので興味があればご覧ください。

<松村/TSURINEWS関西編集部>

提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?