釣果を伸ばす3つのコツ

サヨリ釣りにおいて、どの仕掛けを使う場合でも共通して意識した方がいい3つのポイントがあります。

仕掛けを張る

サヨリは回遊性の強い魚ではありますが、泳ぎながらその場でエサを咀嚼もできるエサ取りのうまい魚です。ハリスが張られていないと、ウキには反応がないままにさしエサだけをかすめ取られることが多くなるので注意しましょう。

やや強めにアワせる

サヨリは口が硬いのも特徴です。いい場所にハリが刺さると口が硬いのも手伝ってハリが外れることはあまりないですが、掛かりどころが悪いと、ハリ先が刺さらずに寄せてくる途中でバラしてしまうことも多いです。

掛かりどころはなかなか操作できませんが、少しでもハリが刺さるようにやや強めのアワセをしっかりと入れるようにしましょう。ただ、あまり強くアワせ過ぎると仕掛け全体が水面にあるため、水面を割ってこちらへ飛んでくるので、その辺りは力加減を考える必要があります。

ハリ先のチェック

前述のように口が硬いことから、ハリ先が消耗しやすく、ハリ先が甘くなるとバラシ易くなります。頻繁にハリをチェックし、消耗しているようなら交換しましょう。

サヨリ釣りのエサ

サヨリは好き嫌いは少なめで動物性タンパク質は幅広く好みます。ここではよく使われるエサを紹介します。

アミエビ&オキアミ

サヨリ釣りの定番のエサです。コマセと同じエサを使うことでサヨリの反応もいいですが、エサ持ちの悪さがデメリットになります。また頭が取れると反応が悪くなるので、こまめにチェックしましょう。

イカの切り身

エサ持ちが良くフルキャストで遠投しても取れません。またアミとは違ってアタリがあってもハリから取れにくいため、非常に使いやすいエサになります。針につける際は、サヨリのサイズに合わせて細長く切って使いましょう。

はんぺん&カマボコ

ストローなどで細長く成形して使います。サヨリは白いものに反応しやすく、はんぺんもカマボコも白いものを使うといいでしょう。

虫エサ

ジャリメや細身のアオイソメなどを使います。匂いもあるので反応はよく、エサ持ちも悪くないため遠投も可能です。また反応しない状況もありますが、イソメ類を模した人工餌でも釣ることが出来ます。

コマセは?

アミエビやイワシミンチが一般的に使われます。カゴの場合は解凍してそのままカゴに詰めればいいですが、マキエシャクでコマセを撒く釣りの際はサヨリに付け餌をアピールするために、アミやミンチ自体をあまり撒かないようにします。多めの海水で薄めてシャバシャバにしたコマセを撒くと効果的です。

サヨリ釣り徹底攻略 仕掛け3パターンの特徴&釣り方解説
(画像=ヌカとアミエビ少々のコマセ(撮影:TSURINEWS関西編集部 松村)、『TSURINEWS』より 引用)

また、水面直下で広がりやすいサヨリ釣り専用の配合エサやヌカにアミエビを混ぜたコマセもよく使われます。