筋トレ後の頭痛を予防する方法

筋トレ後の頭痛を予防するために、薬の服用以外で出来ることもあります。予防のポイントは、体をいたわりながら運動することです。

運動前のストレッチで予防

筋トレと頭痛の関係性は?運動後に起こる理由や、頭痛の種類までご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

縮こまった筋肉・冷えた筋肉に急に負荷をかけると、筋肉の緊張が高まりやすいもの。血流も急激に変わるため、頭痛の引き金になりかねません。

急いでいるときほどストレッチを忘れがちですが、しっかりと運動の種類をこなそうというときほど、丁寧にストレッチをし、こわばった筋肉をほぐして、頭痛を予防しましょう。

こまめな水分補給で予防

筋トレと頭痛の関係性は?運動後に起こる理由や、頭痛の種類までご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

筋トレ開始前、筋トレ中もこまめに水分を補給するようにしましょう。筋トレ時は、有酸素運動に比べて喉の渇きを感じにくい事も多いのですが、実際に運動で汗をかいています。

汗をかいたことで起こりやすい脱水は、脳血管の攣縮を引き起こす要因になるのです。運動の種類を一つこなすごとに水分を取ることで、脳内の血流を保ち、頭痛の予防になります。

負荷を軽くし予防

筋トレと頭痛の関係性は?運動後に起こる理由や、頭痛の種類までご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

筋トレで体に負荷をかけると、血圧が上がります。胸腔内圧が上がり、頭の中の静脈の圧が上昇し、頭痛が起こり易くなります。そこで、ウェイトの負荷を軽くし、回数を減らし、体に負荷をかけすぎないようにして筋トレを行うのです。

さらに、運動中は呼吸を止めず、ゆったりとした気持ちで呼吸をすれば、頭痛の予防につながります。運動の種類が多い時は、こまめにインターバルを取ることも必要です。

筋トレ後頭痛と区別したい症状①

血腫・出血

筋トレと頭痛の関係性は?運動後に起こる理由や、頭痛の種類までご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

慢性硬膜下血腫・急性硬膜下血腫・脳動脈瘤など放置すると命の危険がある病気です。転んで頭を打撲した後に起こる頭痛です。この場合、時間がたつにつれて頭痛が増すことが多く、鎮痛剤が効かないこともしばしばです。

硬膜下血腫は血腫の部位によっては前頭部や後頭部、脳動脈瘤は頭の芯からからズキズキと痛みます。

早急に受診

筋トレと頭痛の関係性は?運動後に起こる理由や、頭痛の種類までご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

経験したことのない頭痛、時間経過と共に強くなる頭痛は、命にかかわる場合があるので早急に受診をしましょう。頭部打撲後、1カ月位以内の頭痛、認知症のような症状が出る事もあります。受診の際は、随伴症状も医師に伝えましょう。

髄膜炎

脳せき髄液を包む髄膜が細菌感染し、頭痛に発熱を伴います。初めはだるさなど風邪に似た症状で、風邪と思う場合もあります。その後、吐き気・進行すると後部硬直(首の後ろが固くなる)、意識レベルの低下が出てきます。

髄膜炎の対処

直ちに総合病院の救急科か脳外科を受診します。