目次
四万十川や沈下橋の楽しみ方
四万十川周辺でおすすめの観光スポット
四万十川や沈下橋の楽しみ方
川の流れを肌で感じるアクティブなレジャーから、のんびりしたお散歩まで、四万十川と沈下橋の楽しみ方はさまざまです。ぜひご自分に合った楽しみ方を見つけてください!
1.屋形舟

<屋形舟>

<屋形舟からの風景>
四万十川定番の観光コースの屋形舟は、現在3社が定期運行しています。それぞれ、発着点、遊覧コースなどが異なりますが、いずれも沈下橋を間近に眺めることができ、四万十川のゆったりとした流れとその広さを肌で感じることができるでしょう。船内では食事を頼んだり、貸し切りすることもできますので、旅のプランやメンバーに応じてアレンジしてみてくださいね。
2.カヌー/SUP

<カヌー>

<カヌー遠景>
四万十川はカヌーの聖地! 流れが緩やかで、蛇行するコースが楽しい四万十川には、全国のカヌーイストがやってきます。数社あるカヌーガイドのお店では、初心者も試しやすいお手軽な短時間のコースから、半日かけて川を下る本格的なコースまで、様々なプランを用意しています。
また、最近急速に人気が高まっているのがSUP(スタンドアップパドルボード)。サーフボードのような形状のボードの上に、立ったり座ったりしながらパドルで漕いで進んでいきます。カヌー/SUPは、初心者でも気軽に楽しめて、四万十川の流れを直接体感できる、とてもおすすめのアクティビティです。
3.サイクリング

<沈下橋のサイクリスト>
四万十川下流域は急激なアップダウンも少なく、四万十川に沿って景色を眺めながら走ることのできる国道はサイクリングにも最適(交通量も少なめ!)。愛車を持ち込むのも良いですし、観光協会や宿泊施設からレンタサイクルをするのもおすすめです。体力に自信のない場合は、ぜひ電動アシスト付きサイクルをレンタルしてくださいね。
なお、沈下橋の上で自転車を端のほうに停めていると、突風にあおられて自転車が川に転落することがあります。くれぐれもお気を付けください!
4.沈下橋めぐり

<3本脚が特徴の勝間沈下橋>

<復旧に10年かかった口屋内沈下橋>
似ているように見えて、ひとつひとつが個性豊かな沈下橋。四万十川下流域の沈下橋は国道441号、381号や県道340号に沿って多くあります。少し離れたところから全景を眺めたり、沈下橋を歩いて渡ったり、橋の下から見上げたり(川の水量などの条件により、できないこともあります)と楽しみ方もさまざま。
ぜひお気に入りの沈下橋を見つけてみてはいかがでしょう。
四万十川周辺でおすすめの観光スポット
四万十川に来たら、ぜひ足を延ばして周辺にも立ち寄ってみてください。おすすめの観光スポットをご紹介します。
1.安並水車の里

<大きくゆったりと回る水車>

<一列に並ぶ安並の水車>
かつて周辺の村を灌漑するために多くの水車が作られた場所に、現在もその名残があります(現在は灌漑用ではなく、観光用)。
用水路に10基ほどの水車が並ぶ姿は、素朴でのんびりした田園風景。特にアジサイやコスモスの咲く季節や、日暮れどきなどがおすすめです。
- アクセス:中村駅から車で10分、佐田沈下橋から車で11分
2.為松公園(中村城跡、郷土博物館)

<為松公園の様子>

<郷土博物館天守閣から一望する中村の町>
四万十市の高台にある古城山の中村城跡を整備した公園で、園内からは中村の町を一望することができます。特に桜の名所として知られており、春には多くの人でにぎわい、夜はぼんぼりに彩られた夜桜もまた魅力的。園内には四万十市の郷土博物館や、高知県出身の思想家・幸徳秋水絶筆の碑、同じく文学者・上林暁文学碑などもあり、歴史や文学に親しむ散歩も楽しめます。
- アクセス:中村駅から車で15分、佐田沈下橋から車で9分
3.黒尊(くろそん)渓谷

<黒尊渓谷のシンボル神殿橋>

<黒尊の紅葉>
四万十川の数ある支流の中でもトップクラスと言われる透明度を誇るのが黒尊川。遠くからわざわざ川遊びや釣りに訪れる人で、特に夏場はとても賑やかです。また、黒尊渓谷は紅葉の名所としても有名で、秋は紅葉狩りを楽しむ人でいっぱいです。できればぜひ平日に訪れましょう。このエリア本来の秘境ムードをゆったりと味わうことができますよ。
- アクセス:中村駅から車で1時間45分、口屋内沈下橋から車で1時間15分