コツ②足は床から離す
続いて、足は必ず床から離して取り組みます。基本的にバイシクルクランチにおいては、スタートしてから目標の回数に達するまでずっと足は上げ続けている訳ですから、足裏はずっと床から離れているのが基本になります。
もし足を地面につけた場合、これまでの筋肉の緊張状態が一瞬にして介助されてしまい、瞬間的に疲れが押し寄せてきます。それゆえに、インターバルの時間以外は足を常に地面から浮かせてください。
もしどうしても足が地面についてしまうような場合は、それだけ維持するのが厳しい、つまり疲れている状態を意味しています。その為、無理をし過ぎずにセット回数を調整して行いましょう。
コツ③反動や勢いを利用しない
反動や勢いも、使うべきではありません。これはバイシクルクランチだけではなくすべての筋肉トレーニングに取り組む際に言える事ですが、反動などを利用して筋トレをするのをチーティングと呼んでいます。
チーティングをする方が当然楽に回数をこなせるでしょうが、それはすなわち筋肉を正しく使えていない訳であり、刺激も十分に行き渡っていませんのでトレーニングをしている意味自体を薄れさせています。
筋トレ上級者の方は、あえてチーティングを取り入れていますが、それはあくまでもより高い負荷を筋肉に与えるためであって、決して楽をしている訳ではありません。初心者の方は、必ず反動などを使わず、1回ずつを大切に行ってください。