連掛けを狙おう

最後に連掛けについて。仕掛けにせっかくハリが多く付いているのに、1投で1匹しか釣れないとなるとエサとハリと時間がもったいない。

キスはエサを求めて群れで行動する。エサを見つけると、当然群がってくる。連掛けの秘けつはここだ。1匹掛かっても仕掛けを回収せず、ゆっくりと探り続けたり巻くのを一瞬止めたりして、誘いを続けることだ。

キスが掛かるとアタリが強く出る。このアタリを数えることで、おおよその数を推測できる。ハリ数に合わせて数をカウントし、ハリ数分だけキスを掛けることはこの釣りの醍醐味だ。

【2022年】投げキス釣り入門 遠くに投げれば釣れるは間違い?
(画像=キスが連なって上がってくるこの瞬間が醍醐味だ(提供:週刊つりニュース中部版 横山准司)、『TSURINEWS』より引用)

以上、私の経験をもとに執筆してみた。少しでもお役に立てればと思う。これからますます暑くなってくるので、体調面に気をつけてトラブルがないように、サーフからのキス釣りを満喫していただければと思う。

<週刊つりニュース中部版 横山准司/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年6月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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