目次
Hotel Playa Blanca(ホテル・プラヤ・ブランカ)
Isla Incahuasi(インカワシ島)

Hotel Playa Blanca(ホテル・プラヤ・ブランカ)

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

次はウユニ塩湖の中にあるホテル・プラヤ・ブランカへ。当初はホテルとして建てられましたが、そこから排出されるゴミや汚水などが環境破壊につながるため閉鎖され、現在は塩の博物館兼トイレ休憩の場所として使われています。

しかしながら2泊3日のツアーなど、調整の上宿泊客を受け入れる場合もある模様。塩湖のど真ん中という立地は何物にも代えがたく、ここから眺める夜景や朝焼けは本当に素晴らしいのだそうです。体力自慢の方はぜひ旅行会社に問い合わせてみて下さい。

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

ホテル・プラヤ・ブランカのすぐそばにある、ウユニ名物の国旗ポイント。一日も早く世界中の観光客がこの旗の下に集う日がきますように!

Isla Incahuasi(インカワシ島)

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

次に向かったのは、ウユニ塩湖のほぼ中央に位置する約24.62haの火成岩の島インカワシ。地表のわずかな砂地に根付く多数のサボテンが印象的なこの島は、アンデスウサギとも呼ばれるvizcacha(ビスカチャ)の生息地になっています。

ヘンリーさんによると、ここのサボテンは1年でたった1cmしか成長しないのだとか。それなら、1mのサボテンの年齢はなんと100歳!なかには3mを超える巨大サボテンもたくさんあり、悠久の時の流れを感じずにはいられません。

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

トレッキングルートの途中には、オルロの鉱山で今も行われている伝統儀式を紹介する小部屋がありました。

鉱山労働者たちが採掘中に事故に遭わぬよう、地下世界をつかさどるアンデスの神El Tio(エル・ティオ/tioは"おじさん"の意味)」に酒や供物、生贄を捧げる儀式。労働者に見立てた人形(帽子とポンチョをまとっています)の前に、目隠しをされたリャマの人形があるのが分かりますか?暴れないよう目隠ししたリャマの内臓を取り出し、その血で杯を満たしてエル・ティオに捧げます。なぜここでオルロの伝統儀式を紹介しているのかは不明ですが、思わぬところでボリビアの文化に触れることができました。

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

インカワシ島の標高は3,742m。その頂上からはキラキラと輝く広大な塩湖と、はるか遠くにそびえるVolcán Tunupa(トゥヌパ火山)を望むことができます。

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

トレッキングを終えて車に戻ると、ヘンリーさんがランチの準備をしてくれていました。

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

メニューはミラネサという平たいチキンカツとご飯、キヌア、茹で野菜のほか、サラダやバナナもありました。ヘンリーさんの奥さんが作ってくれたそうで、ほのぼのとした家庭の味を楽しむことができました。

家庭の味に欠かせないのが、ボリビアのトウガラシソースLlajua(ヤフア)です。ロコトというアンデスの激辛トウガラシにトマト、ニンニク、キルキーニャというハーブを加えてすりおろしたもので、ボリビアの人々にとっては欠かせない調味料。「美味しい!」を連発していたら、「明日はもっとたくさん持ってくるね」と笑顔で答えてくれました。