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世界最大の塩の大地、ウユニ塩湖に突入!
Monumento al Dakar(ダカール・ラリーのモニュメント)

世界最大の塩の大地、ウユニ塩湖に突入!

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここからやっと塩湖の中へと入っていきます。ウユニ塩湖の面積はおよそ1万1,000平方km、高低差がほとんどない世界で最も平らな場所です。

まずは「Ojos de Agua(オホス・デ・アグア)」または「Ojos del Salar(オホス・デル・サラール)」と呼ばれるこの場所へ。ウユニ塩湖の地下を流れる塩水が湧き出す泉で、底からふつふつと泡が沸き上がってきます。塩水を舐めてみると飽和状態に近いと思われるほど濃く、苦みというよりもえぐみがありました。この下に世界最大の埋蔵量を誇るリチウムが眠っているんですね。

Monumento al Dakar(ダカール・ラリーのモニュメント)

【ボリビア】魅力満載!ウユニ塩湖と首都ラ・パス8日間の旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

アフリカのテロが活発化したことで、その舞台を一旦南米に移したダカール・ラリー。2014年に初めて参加を果たしたボリビアは、2018年まで5年連続で世界一過酷なモーターレースの舞台に加わりました。そこで一躍有名になったのがウユニ塩湖です。

実はダカール・ラリーが開催されるまで、ウユニ塩湖の存在はボリビア国内でもまったくといっていいほど知られていませんでした。世界的に人気の観光地であるにもかかわらず、ボリビア人が知らなかったとはまさに灯台下暗し。この白銀の世界のテレビ中継をきっかけに、国内観光客が増え始めたのだとガイドのヘンリーさんが教えてくれました。

「そのおかげで、世界からの旅行者がコロナで途絶えた時も、私たち旅行関係者はなんとか生き延びられたんですよ」とのこと、ダカール・ラリーがウユニの人々にもたらした恩恵は計り知れません。