目次
■漁業を近代化に導いた画期的装置「魚群探知機」(古野電気・1948年)
■日本の食卓風景を激変させた革命的食品「レトルトカレー」(大塚食品・1968年)
■漁業を近代化に導いた画期的装置「魚群探知機」(古野電気・1948年)
昭和13年(1938)に長崎県口之津町で船舶の電気艤装工事などを請け負う古野電気商会が誕生。漁業の近代化を目指した創業者の古野清孝は、弟の清賢と共に魚群探知機の開発に挑む。1948年、軍の放出品だった音響測深器を改良し世界初の魚群探知機実用化に成功した。

(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
1948年、開発に成功するとすぐに販売を開始した初期の魚群探知機(写真)。初期のタイプは、海中の様子を地震計のような図形で知らせた。
■日本の食卓風景を激変させた革命的食品「レトルトカレー」(大塚食品・1968年)

(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
お湯で温めるだけで一人前のカレーが誰でも食べられる。しかも常温保存でき、保存料は使わない。昭和43年(1968)当時は夢のようだった話を、大塚食品はボンカレーという商品で実現。当時、大塚グループが持っていた点滴液の殺菌技術を応用し、レトルト釜も自社開発してしまった。

(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
当時は牛肉の確保が難しかったが、100%牛肉にこだわり発売した。また、関西限定発売時は透明パウチだったが翌年、アルミパウチとなり全国発売された。