エサについて考察

最後に、エサについて考察しました。

イソメ類

看板にしている対象魚は「マガレイ」なので、イソメ類の方が食いは良好。長いイソメを三つに切って、房掛け×2にして、ボリューム感を出します。これでかなり食ってきます。

イソメが長すぎると、ノリ~掛かりまでの間、エサだけかじられることや、飲まれることが多くなる気がします。今回、ほとんどが口周辺にしっかり掛けられたので、エサが長すぎていないと思えました。

貝類

貝類は、前述のマゴガレイのこともありましたが、今回の実験では往時茨城鹿島でやっていました貝とイソメのハイブリッド。保険ではないですが、貝類でもマコ、イシとも反応、マガレイでも貝+イソメなら随分と食ってきます。そのため、3本バリ仕掛けには、「貝だけ」「貝+イソメ」「イソメだけ」と、変化を持たせました。

今回は、イソメありきへのアタリが多く、おかげさまで「ノリ、モタレ~聞きアワセ~掛ける」 までの動作が奏功してか、前項と重複しますが、大多数がしっかり口辺に掛かり、ハリを飲まれたサカナは2枚/30枚でした。

個人的な感想と意見になりますが、貝類の効果は大型、そしてマコ、イシガレイにと有効と感じ、思いを新たにしました。

<永井英雄/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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