ケアマネジャーに必要な資格

ケアマネジャーになるには、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格して介護支援専門員証の公布を受けなくてはなりません。介護支援専門員実務研修受講試験を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 国家資格等に基づく業務に従事する者である
  • 医療福祉分野で5年以上の実務経験がある
  • 要援護者に対する直接的な対人援助を行った期間が5年以上

国家資格は持っておらず、相談援助業務に携わっている場合でも、以下の条件を満たせば介護支援専門員実務研修受講試験を受けられます。

  • 相談援助業務に従事する者である
  • 5年以上の実務経験がある
  • 要援護者に対する直接的な対人援助を行った期間が5年以上

参考:別表1 4.受験資格コード

参考:別表2 相談援助業務に従事する者

ケアマネジャーになるための方法

ケアマネジャーになるには、「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験し、合格して介護支援専門員証の公布を受ける以外に方法はありません。

2017年までは10年以上の実務経験があれば受験ができましたが、2018年以降は特定の国家資格を有しているもしくは、介護施設などで相談員・相談支援専門員として従事していることが必須条件となりました。その上で5年以上かつ900日以上の実務経験が求められます。

そのためケアマネジャーになるには、まず国家資格を取得するか、介護施設などで相談員・相談支援専門員として働くかどうかを決める必要があります。最短で取得するなら、相談員や相談支援専門員として実務を積むことがおすすめです。