グルタミン
なぜ摂るのか
グルタミンのサプリメントは、Lグルタミンと記載されている。運動などで身体にストレスがかかると、そのストレスに抗うために身体の中では免疫機能が働く。その際に消費されるのがグルタミンだ。
研究によると、グルタミンは筋中のタンパク質が異化分解されてしまうのを抑制する働きがあるようだ。これについては、グルタミンが身体全体のブドウ糖貯蔵量を増加させ、過度な運動後の筋肉にグリコーゲンの再合成を促すように作用するからだと言われている。
グルタミンには免疫機能を高める働きもある。つまり、風邪などの感染症にかかりにくくしたり、健康な身体を保つために作用する働きがある。病気でトレーニングを休みたくないという人は、グルタミンの摂取をすることで体調不良に陥ることが少なくなるかもしれない。
いつ摂るのか
グルタミンの摂取タイミングについても特に決まりはないようだ。クレアチンやβアラニンと同じように、基本的に日々継続して摂取することを心がけよう。
燃焼系ファットバーナー
なぜ摂るのか
絞れた身体はかっこいい。アスリートであろうとなかろうと、体脂肪が低く抑えられている肉体は洗練されて見える。そのために多くの人が燃焼系ファットバーナーのサプリメントを摂取しているようだ。体温を高めることで体脂肪を優先的に燃焼させ、それによって体脂肪を絞っていこうというサプリメントである。
燃焼系ファットバーナーの多くには、刺激物質としてのカフェイン、ヨヒンベ、カプサイシン、ガラナ、緑茶エキス、ビタミンB、エフェドリン、その他数多くのハーブが含まれている。これらの成分は身体の代謝を高め、心拍数や呼吸数を増やし、脳機能を活発にする作用をもたらす。
ただし、ファットバーナーを摂取したからといって、それだけで体脂肪の燃焼が促されるわけではない。ファットバーナーを摂取し、しっかり運動を行う。これがサプリメントを最大限に活用するための基本である。これさえ摂ればあとな何もしなくていいと言うわけではないのだ。
さらに述べておくと、ファットバーナーのサプリメントを摂取するのは、減量のための食事と運動を行っていることが前提だ。本来なら食事と運動を工夫しながら体脂肪を減らしていくわけだが、それにプラスアルファーの作用を得るために用いるのがファットバーナーということだ。
いつ摂るのか
朝食の30~40分前に摂取すれば、代謝が低下している起床後の身体を目覚めさせてくれるはずだ。商品によっては毎食前の摂取を勧めたり、あるいは、ワークアウトの30~60分前に摂取するようにアドバイスしているものもあるようだ。いずれにしても、選択した商品のラベルにしたがって摂取してみるといいだろう。
ただし、夜寝る前の摂取は控えたほうがいい。刺激物質が入っているため睡眠が妨げられる可能性があるからだ。