目次
マンション投資で失敗しないために
・将来を見据えて試算をする
・価値は下がる可能性があることを理解する
・需給バランスを調べる
投資物件探しのポイント
・立地は特に重要なポイント
・利回り重視の選び方は要注意
マンション投資で失敗しないために
他の投資方法に比べてミドルリスクとはいっても、条件によってはマンション投資に失敗してしまうこともあり得ます。
マンション投資に失敗しないために押さえておきたいポイントを紹介します。
将来を見据えて試算をする
目先の利益だけにとらわれていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。マンション投資で失敗しないためには、将来を見据えた試算をしましょう。
ローンを組む場合、低金利で借りられたとしても、長期的な目でみた時に金利が増えていくことを想定していなければ、利益を増やすことは難しいといえます。
ローンを組んでマンション投資を行う場合、金利の上昇を無視することは大きなリスクです。
特に、30年以上にわたる長期間の返済計画を立てている場合、金利上昇は大きな負担となります。場合によっては借り換えや、繰り上げ返済を利用して早めの完済を目指しましょう。
価値は下がる可能性があることを理解する
築年数が上がれば上がるほど建物の価値は低下していきます。築年数が増すほど、家賃相場は低くなることが一般的です。たとえ利回りのよい物件を購入したとしても、マンション周辺の住環境が変化すれば期待していた利益を得られないこともあります。
例えば、周囲に競合物件が増えたり商業施設が閉店したりすれば、賃貸物件としての魅力は減ってしまうでしょう。結果的に、家賃を下げなければ、入居者を確保できない状況に陥る場合もあります。場合によっては想定していたよりも、早めに売却を検討することになる可能性もあります。
売却時期にもよりますが、購入したときよりも高く売れることは安易に期待しない方がいいでしょう。購入時の金額よりも売却価格は安くなることを頭に入れておきましょう。
需給バランスを調べる
どんなに優良な物件を所有していたとしても、借りたいという人がいなければマンション投資を成功させることはできません。
例えば、ファミリーが多いエリアに単身者用のマンションがあっても、入居率は低いと考えられます。どのエリアのどんな建物に需要があるのかを判断することは、マンション投資で利益を出すために重要なポイントです。また、競合のマンションが多いエリアの場合、できるだけニーズがかぶっていない物件を選ぶことも視野に入れましょう。
投資物件探しのポイント
投資用物件を選ぶには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。物件選びが収益を大きく左右するといってよいでしょう。一体どのようなことに注意して、物件選びをすればよいのでしょうか。
立地は特に重要なポイント
投資用マンションで結果を出すには、立地を厳選することが大切です。立地にこだわることで、空き室のリスクを減らし長期的に安定した家賃収入を得やすくなります。
最寄り駅からどれくらいの時間でたどり着けるか、住環境はどうか、近くにスーパーや病院はあるかといった点を考慮して選ぶとよいでしょう。
できるだけ多くのアピールポイントを持った物件を選ぶことで、集客力のアップにつながります。
利回り重視の選び方は要注意
どんなに利回りが高い物件であっても、借りてくれる人がいなければ収入にはつながりません。利回りだけを見て物件を選ぶことは危険です。条件に優先度をつけて、投資用物件として相応しいかを総合的に見極めることが必要です。