身体を回復させる移行期を設ける

DCワークアウトを数週間続けたら、2週間ほどの移行期を設けるようにしたい。つまり、この間はDCワークアウトから離れ、好きな種目を選択して行っていいのだ。

ただし、この期間は次のレベルにステップアップするためのものなので、決して限界まで追い込まないこと。あくまでも心身のリフレッシュのための期間であることを忘れないように。

対象筋を追い込まず軽くパンプアップする程度の強度で行い、完全にトレーニングを休む日を気軽に取るなどして疲労を回復させ、次のレベルにステップアップするための英気を養うことを心がけよう。

まとめ

DCは綿密に考えられたトレーニング法である。ただし、DCによって効果が引き出せるのは、種目のやり方や自分の実力などについてある程度理解している中~上級者である。まだ修得過程にある初級者にはハードルが高すぎるので注意しよう。

初級者に必要なのは、このような特別な方法ではなく、基礎筋力をしっかり身に付けるためのワークアウトだ。例えば、全身の筋肉を毎回のワークアウトでまんべんなく刺激し、基本種目のやり方を完全にマスターし、着実にトレーニング歴を重ねながら全身を均等に強くしていくことだ。それができるようになったら、ぜひDCトレーニングに挑戦しよう。

量のワークアウトで期待どおりの結果が得られていないという人は、試しにDCトレーニングに挑戦してみるといいだろう。各部位に行う種目数もセット数も少ないので、1回のワークアウト時間も短い。それでも、3週間で全身の各部位を2回ずつ刺激することができ、1サイクル(3週間)で各部位に行う種目は全て異なるの。そのため、飽きることなくワークアウトを続けることができ、着実に使用重量やレップ数を増やしていけるはずだ。

文・William Litz/提供元・FITNESS LOVE

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