電気代が高い家電の節約方法

ライフスタイルによりどうしても欠かせない家電があるのは確かだが、無理のない範囲で節約できることがないか検討してみよう。

エアコン

夏場のエアコンは熱中症対策などに欠かせないものの、設定温度を1℃下げれば消費電力が10%増えるとも言われる。節約のためには、設定温度を維持しつつ扇風機やサーキュレーターなどを併用して風量を強くしてみよう。

またエアコンは、設定温度に早く到達してその温度が維持できると消費電力が少なくなる。運転モードは「自動運転」にしておき、30分程度部屋を空ける場合なら、エアコンをつけたままにしておくほうが節電できる。

洗濯機

洗濯自体はそれほど電気を必要としないが、乾燥機能では消費電力が高くなる。電気代だけを考えるなら、乾燥機能を使わないのが最も節約になる。また洗濯機を動かす回数を少なくする方法も有効だ。洗い上がりの効率とのバランスを踏まえて検討しよう。

食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機も洗濯機と同様に、乾燥に電気代がかかる傾向がある。洗浄モードのみを活用したり、乾燥時間が選べたりする場合はできるだけ短い設定で使用するとよいだろう。

冷蔵庫

冷蔵庫は容量と消費電力があまり比例しない。冷蔵庫の扉の開閉頻度が下げられるように配置を工夫したり、ものを詰め込み過ぎたりしない工夫が必要だ。また、「夏は高く、冬は低く」と季節ごとに設定温度を調整してみるのも一案だろう。

照明器具(蛍光灯)

照明器具の節約には、使っていない場所の明かりをこまめに消すことが重要だ。人感センサーを取り入れてもよいだろう。また長時間照明を使用する場所は、LEDに交換するのもいいだろう。LEDの電気代は蛍光灯の約1/3とも言われ、節電効果が期待できる。

電気代が高い家電の使い方を工夫して節約に努めよう

電気代を抑えたい場合は、電気代が高くなりがちな家電の使い方を工夫することが重要だ。ライフスタイルによりどうしても欠かせない家電もあるが、無理のない範囲でできることがないか検討してみよう。

文・鈴木郁恵

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