年々電気代が上がっている。特に今年の冬の電気代事情は厳しく、全国10社の電力会社が値上げの方針を明らかにしている。電気代の値上がりは、火力発電に使う液化天然ガス(LNG)の価格高騰が大きな要因という。この記事では、電気代節約のために電気代が高くなるNG行為を紹介、併せて解決策もお伝えする。

暖房の設定温度が高い

暖房の設定温度が高いと電気代がかかるのでNGだ。暖房の設定温度を1度下げることで消費電力を10%抑えることができる。

環境省が推奨する暖房の設定温度の目安は、「20℃」。「それでは寒い」と感じるかもしれないが、室内でも温かい洋服を着こむなどすれば対策できるだろう。

使っていない機能を使いっぱなしにする

こたつ・電気カーペット・床暖房など、使っていない時間もつけっぱなしにするのはNGだ。これらの暖房器具は離れていては暖かさも感じないものだ。離れる際は必ず消すようにしよう。

特に床暖房の電気代は高いので注意が必要だ。

エアコンをつけたり消したりする

使わない家電は切った方がいいと思うかもしれないが、エアコンは例外だ。ダイキン工業の調査によると、エアコンは30分ごとにつけたり消したりするより、つけっぱなしのほうが電気代はかからないという。

エアコンは、運転をONにした直後に多くの電力を消費する。コンビニに出かけるなど、30分程度の外出の場合は、つけっぱなしで出かけてしまった方が電気代を節約できるのだ。

エアコンのフィルターを掃除しない

エアコンのフィルターがほこりなどで汚れていると余計な電力がかかる。エアコンのフィルターを掃除すると暖かくなりやすく、結果的に電気代を下げられる。2週間に1度は掃除するといいだろう。

普段から気を付けることで電気代を抑えることができる

電気代は高くなる一方だが、少し気を付ければ電気代を下げられる可能性がある。今回紹介したNG行為をしていないか今一度確認してみよう。

文・勝目麻希

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