目次
ナス科の主な野菜とレシピ⑤パプリカ
ナス科の主な野菜とレシピ⑥タマリロ

ナス科の主な野菜とレシピ⑤パプリカ

ナス科の野菜は実は身近にたくさんある!主な野菜とおすすめレシピをご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

パプリカはナス科トウガラシ属に分類される、辛味のないトウガラシの栽培品種になります。パプリカとよく似ているピーマンも同じナス科トウガラシ属ですが栽培品種が異なり、さらに原産地や収穫時期、栄養価などにも違いがあります。

パプリカの特徴

ナス科の野菜は実は身近にたくさんある!主な野菜とおすすめレシピをご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

パプリカの原産地はハンガリー、1990年代にオランダから日本に輸入されました。ピーマンよりも肉厚で甘みが強く、未成熟期に収穫するピーマンよりも栄養価が高いのも特徴です。

完熟期に収穫するパプリカの栄養素は、ピーマンと比べるとビタミンCは2倍、カロテンは3倍にもなります。赤やオレンジ、黄色があり、色によって味わいにも違いがあります。苦味のないものを選ぶのであればオレンジや赤がおすすめです。

パプリカを使ったおすすめレシピ

ナス科の野菜は実は身近にたくさんある!主な野菜とおすすめレシピをご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

カラフルなパプリカはお弁当に入れてもきれいですが、お弁当に生野菜は避けたいものです。そこでおすすめなのがお酢に漬け込む『アスパラとパプリカのピクルス』はいかがでしょうか。もちろん普段の食卓に並べたり、お酒のおつまみにしてもおしゃれです。

材料(2~3人分)分量
アスパラガス5本
赤パプリカ1/2個
黄パプリカ1/2個
★お酢150cc
★水100cc
★砂糖大さじ3
★塩小さじ1
★ニンニク1片
★ローリエ1枚
★赤唐辛子1本

【下準備】

ニンニクは芽を取って薄くスライスします。保存容器はあらかじめ煮沸消毒して完全に乾燥させておきましょう。

【作り方】

  1. アスパラガスは根本の硬い部分を切り落とし、下から3cmほど皮をむき3等分に、パプリカは1cm幅にカットします。
  2. 鍋に★マークのピクルス液を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせてから粗熱を取ります。
  3. 別の鍋にお湯を沸かし、分量外の塩少々を入れてアスパラガスとパプリカを30秒ほど茹でます。ザルに上げて粗熱を取り、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取りましょう。
  4. 煮沸消毒して乾燥させた保存容器にピクルス液と野菜を入れm冷蔵庫で2~3時間冷やせば完成です。手作りのピクルスは冷蔵保存で2~3日ほどで食べ切るようにしましょう。

ナス科の主な野菜とレシピ⑥タマリロ

ナス科の野菜は実は身近にたくさんある!主な野菜とおすすめレシピをご紹介!
(画像=引用:Wikipedia、『工具男子』より引用)

あまり馴染みのないナス科野菜にタマリロがあります。別名ツリートマトや木立ちトマトとも呼ばれ、ナス科ナス属の植物ですが木になることから果物とされています。

タマリロの特徴

ナス科の野菜は実は身近にたくさんある!主な野菜とおすすめレシピをご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

タマリロは別名からも分かるように、2~8cmほどの実がなるトマトですが、カテゴリー的には果物扱いとなっています。パッションフルーツとトマト、キウイフルーツの中間のような味わいで、ビタミンA・B6・C・Eが豊富に含まれています。低カロリーで鉄分や食物繊維も含まれるため、ダイエット中の間食にも利用できそうです。

タマリロを使ったおすすめレシピ

ナス科の野菜は実は身近にたくさんある!主な野菜とおすすめレシピをご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

縦半分にカットして中身をスプーンですくって食べたり、砂糖をかけたり生食もできるタマリロですが、サラダやコンポート、ピューレなどの食べ方もあります。こちらではパンやヨーグルトにも合う『タマリロジャム』の作り方を紹介します。

材料分量
タマリロ600g
レモン果汁1個分(約30ml)
砂糖480g(300~600gで調整)

【下準備】

タマリロは皮をむいて可食部だけにします。保存容器は煮沸消毒してしっかりと乾燥させておきましょう。

【作り方】

  1. ガラスボウルにタマリロと砂糖、レモン汁を入れて軽く混ぜ、1時間以上、水分が出るまで放置します。
  2. 水分が出たら鍋に移し替えて強めの中火で加熱します。こまめにアクを取り除き、焦げないように混ぜながら煮詰めます。しっかりとアク取りすることでタマリロのきれいな色合いが出てきます。
  3. 小さい気泡が大きな気泡に変わって煮詰まってきたら完成です。