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ナス科の主な野菜とレシピ①ナス
ナス科の主な野菜とレシピ②トマト
ナス科の主な野菜とレシピ①ナス
ここからはナス科の主な野菜の特徴やおすすめレシピを紹介します。どの野菜も普段から良く利用するものばかりなので、献立の参考にしてみてください。まずはナス科野菜の代表でもあるナスの特徴とレシピをチェックしてみましょう。
ナスの特徴
ナスは焼いたり煮たり、揚げたりとどんな調理法でも美味しく食べることができる野菜ですが、成分の90%以上が水分です。そのため他の野菜と比較しても低カロリーになっています。
少量のミネラル類と食物繊維が含まれ、抗酸化作用のあるナスニンや血圧やコレステロールを下げるコリンも含まれています。カリウム含有量が多く、身体を冷やす効果があるため夏野菜としてもぴったりです。
ナスを使ったおすすめレシピ
ナスを使ったおすすめレシピは色々ありますが、食欲をそそる香りとご飯がすすむ濃いめの味付けが人気の『麻婆ナス』を見てみましょう。
材料(2人分) | 分量 |
---|---|
ナス | 2~3本 |
ピーマン | 2個 |
豚ひき肉 | 150g |
ニンニク | 1/2片 |
ショウガ | 1/2片 |
白ネギ | 1/2本 |
サラダ油 | 大さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1.5 |
★水 | 180ml |
★顆粒中華スープの素 | 小さじ1 |
★甜麺醤 | 大さじ1 |
★砂糖 | 小さじ2 |
★しょうゆ | 大さじ1 |
●片栗粉 | 小さじ2 |
●水 | 大さじ1 |
【下準備】
ナスはへたを切り落として一口大にカット、分量外の塩水にナスを入れてアク抜きをします。ピーマンは種を取り除き一口大に切ります。ニンニクとショウガ、白ネギはみじん切りにしておきましょう。★マークの調味料をすべて混ぜ合わせておきます。●マークの片栗粉と水を混ぜ、水溶き片栗粉を作ります。
【作り方】
- 温めたフライパンにサラダ油を熱し、ニンニクとショウガ、白ネギを入れ、弱火で香りが出るまで炒めます。香りが出てきたら豆板醤を加えて軽く炒めます。
- 豚ひき肉を加え、強火で色が変わるまで炒めて混ぜ合わせた★マークを投入して沸騰させます。
- ナスとピーマンを入れて5分程度煮込み、一度火を消して水溶き片栗粉を混ぜ入れ再びとろみがつくまで火にかけます。仕上げに好みでごま油小さじ1/2を入れると香ばしい仕上がりになります。
ナス科の主な野菜とレシピ②トマト
ナス同様に夏野菜のひとつ、トマトもナス科野菜になります。家庭菜園で育てる人も多く、手軽に利用できる野菜としてもおすすめです。
トマトの特徴
原産地は南米ペルーのアンデス高原、赤く熟れた果実を食用とする緑黄色野菜のひとつでもあります。リコピンやβカロテン、ビタミンCを含んでいます。
トマトを輪切りにすると放射状に5つに分かれていますが、これはナス科植物の特徴でもある花冠5裂によるものです。
酸味があるものだけでなく、甘みの強いフルーツトマトや栽培が簡単なミニトマトなど多くの品種があるのも特徴です。
トマトを使ったおすすめレシピ
夏野菜として主にそのままサラダに使われることが多いトマトですが、ピザやパンに乗せたり、トマトソースにしたりと加熱しても美味しくいただけます。サラダとして生食の多いトマトですが、ひと手間加えたレシピ『ざくざくトマトサラダ』もおすすめです。
材料(2人分) | 分量 |
---|---|
トマト | 2個 |
青じそ | 10枚 |
★玉ねぎ | 1/4個 |
★ポン酢 | 大さじ2 |
★オリーブオイル | 大さじ1 |
★みりん | 小さじ1 |
【下準備】
青じそは千切りにし、玉ねぎはみじん切りにしておきます。辛味が強い場合は冷水に5~10分ほどさらしておきましょう。水にさらしたあとはキッチンペーパーでしっかりと水切りします。
【作り方】
- トマトを大きめの角切りにしてキッチンペーパーなどで水気を取ります。
- ★マークの調味料とみじん切りした玉ねぎを混ぜ合わせ、トマトと和えます。仕上げに青じそを乗せて完成です。