トヨタ スープラの世代別中古車情報!購入時の注意点は?

角ばったスタイルが魅力 初代A70型(1986年~1993年)

A70型スープラ

【トヨタスープラ総まとめ】初代A70型、A80型の中古車相場価格から新型A90型まで
(画像=Allfans26 CC 表示 – 継承 4.0 / CC BY-SA 4.0
出典 : en.wikipedia.org/ 、『MOBY』より 引用)

A70型スープラ前期型のグレード設定

グレード 搭載エンジン トランスミッション
G 2.0Lノンターボ 5MT/4AT
GT 2.0Lノンターボ 5MT/4AT
GT エアロトップ 2.0Lノンターボ 5MT/4AT
GT ツインターボ 標準ボディー 2.0Lターボ 5MT/4AT
GT ツインターボ 標準ボディー エアロトップ 2.0Lターボ 5MT/4AT
GT ツインターボ ワイドボディー 2.0Lターボ 5MT/4AT
GT ツインターボ ワイドボディー エアロトップ 2.0Lターボ 5MT/4AT
GT ツインターボ ワイドボディー エレクトロニクス仕様車 2.0Lターボ 5MT/4AT
GT ツインターボ ワイドボディー エアロトップ エレクトロニクス仕様車 2.0Lターボ 5MT/4AT
3.0GT ターボS 3.0Lターボ 5MT/4AT
3.0GT ターボS エアロトップ 3.0Lターボ 5MT/4AT
3.0GT ターボ 3.0Lターボ 5MT/4AT
3.0GT ターボリミテッド 3.0Lターボ 5MT/4AT
3.0GT ターボ エアロトップ 3.0Lターボ 5MT/4AT
3.0GT ターボリミテッド エアロトップ 3.0Lターボ 5MT/4AT

A70型スープラは前期後期共通で5ナンバーサイズの標準ボディーと3ナンバーサイズのワイドボディーが存在します。フェンダーなどのデザインに差があるため、購入時には注意が必要です。

A70型スープラ後期型のグレード設定

グレード 搭載エンジン トランスミッション
2.0GT 2.0Lノンターボ 5MT/4AT
2.0GT ツインターボ 標準ボディー 2.0L ターボ 5MT/4AT
2.0GT ツインターボ ワイドボディー 2.0L 5MT/4AT
2.0GT ツインターボ ワイドボディー エアロトップ 2.0Lターボ 5MT/4AT
2.0GT ツインターボ ワイドボディー エレクトロニクス仕様車 2.0Lターボ 5MT/4AT
2.0GT ツインターボ ワイドボディー エアロトップ エレクトロニクス仕様車 2.0Lターボ 5MT/4AT
2.5GT ツインターボ 2.5Lターボ 5MT/4AT
2.5GT ツインターボ エアロトップ 2.5Lターボ 5MT/4AT
2.5GT ツインターボR 2.5Lターボ 5MT/4AT
2.5GT ツインターボリミテッド 2.5Lターボ 5MT/4AT
2.5GT ツインターボリミテッド エアロトップ 2.5Lターボ 5MT/4AT

後期では3.0GTに代わって新グレードの「2.5GT」が登場。ボディ前後ともエアロや灯火類などのデザイン変更が行われました。

後期型の目玉は、当時の新世代エンジンである「1JZ」エンジンが、2.5GTに搭載されたことにあります。1960年代のエンジンから基本設計が大幅に進化したこのエンジンは、のちにクラウンなどにも搭載され、トヨタが誇る高性能エンジンとして扱われていきます。

A70型スープラ購入時の注意点

前期モデルですが、3.0GTモデルに搭載されている「7M」と呼ばれるエンジンは基本設計に問題があると言われており、定期的なメンテナンスを行なっている個体でも比較的トラブルが発生しやすいと言われています。
オイル管理には特に気を使う必要があるため、過去のメンテナンス履歴がしっかりわかる個体を選択する必要があります。

後期モデルの2.5GTに搭載されている1JZは、前期型の「7M」エンジンの改良版で、耐久性などは大幅に向上しています。前期型のデザインなどによほどのこだわりがない限りは、部品供給などの面でも優位な後期型を選択すべきです。

しかし前期型後期型ともに製造からかなりの年月が経過しているため、故障なしで乗れるものはないと覚悟する必要があるといえます。メンテナンスの面で信頼がおける専門店から購入すべきでしょう。

国内外で人気のプレミアムスポーツ 2代目A80型(1993年~2002年)

A80型スープラ

【トヨタスープラ総まとめ】初代A70型、A80型の中古車相場価格から新型A90型まで
(画像=BenRichardsFife CC 表示 – 継承 3.0 / CC BY-SA 3.0
出典 : de.wikipedia.org/ 、『MOBY』より 引用)

グレード 搭載エンジン トランスミッション
SZ 3.0Lノンターボ 5MT/4AT
SZ-R 3.0Lノンターボ 6MT(中期型以降)/5MT(前期型のみ)/4AT
SZ エアロトップ 3.0Lノンターボ 4AT
RZ-S 3.0Lターボ 6MT/4AT
RZ 3.0Lターボ 6MT/4AT(ATはRZ-S登場で廃止)
GZ 3.0Lターボ 4AT
GZ エアロトップ 3.0Lターボ 4AT

A80型スープラは前期、中期、後期に分けられますが、搭載エンジンなどに大きな差異が無いので単一の表にグレードを掲載しています。

「SZ」が最も廉価なノンターボモデル、「SZ-R」はノンターボでありながらターボモデルと同様のサスペンションを装備したスポーツモデルで、1996年発売の中期型からは上位グレード「RZ」と同じ6速MTが選択可能となりました。

「RZ」はターボエンジン搭載のスポーツグレードで、最初期モデルのみATが存在しましたが、「RZ-S」の登場でMTのみの設定に。この「RZ-S」は「RZ」の豪華装備を省いたバージョンで、より手軽にスープラのターボエンジンを楽しめるように設定されたものです。

「GZ」は最上級のラグジュアリーグレード。本革内装に電動リップスポイラーなどを装備していました。

「エアロトップ」を冠しているグレードは、ルーフの脱着が可能なモデルです。A80型ではエアロトップグレードには最後までMTの設定がなされませんでした。また「GZ」「GZ エアロトップ」は前期のみの設定だったため、「ターボエンジン+オープン」というパッケージングのスープラが欲しい方はかなり少ない台数の中から探さなくてはなりません。

A80型スープラ購入時の注意点

映画にも登場した影響もあり、高い人気を誇るA80型は現在プレミアがついており高値で取引されています。特に「RZ」や「RZ-S」のMT車といった「ターボ+MT」の組み合わせの個体は過走行車であっても新車以上の値がつけられています。

ノンターボの「SZ」や「SZ-R」にターボエンジンを搭載したもの個体も流通していますが、エンジン載せ替えはECUといった電気系統も交換や調整が必要なものであり、知識が乏しいショップで作業されたものは不具合が発生しやすい傾向にあります。

また一部グレードは、「REAS(リアス)」と呼ばれるシステムが搭載されています。これは左右のサスペンションの動きを制御して走行性能を向上させる機構ですが、故障した際の修理費が高い、社外品のサスペンションに交換する作業に工数がかかるなどのデメリットもあります。走行距離が伸びている個体の場合はREASの状態も含めたチェックを行いましょう。

A80型スープラはたびたび小変更が行われたモデルなので、購入時は欲しい個体の装備内容などをよく確認する必要があります。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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