■ コラボイベントや宿泊プランも
佐賀県立博物館と同じ佐賀城跡にある、佐賀県立佐賀城本丸歴史館と佐賀県立図書館をめぐるスタンプラリーも開催されます。こちらでは、博物館の展示をさらに深く楽しめる企画展が開催されるとか。
「県立図書館の『刀剣をめぐる書物の世界』では、刀剣や刀剣書に関する図書を展示するほか、館蔵の古文書など郷土資料を紹介するパネルを展示します。また佐賀城本丸歴史館の『龍造寺家の刀と文書』では、2017年に発見された国内現存最古の写本と考えられる刀剣書『銘尽(めいづくし)(龍造寺本)』のほか、初代忠吉の祖父や父が仕えていた佐賀の戦国大名、龍造寺隆信ゆかりの資料を展示しています。3館を周遊された方には、肥前忠広コラボポストカードがプレゼントされます」
佐賀(鍋島)藩の藩祖である鍋島直茂は龍造寺隆信の重臣で義兄弟にあたり、佐賀藩も龍造寺氏から領地を禅譲される形で成立しています。佐賀の歴史と刀剣について、深く知ることができそうです。
このほか「刀剣乱舞-ONLINE-」宣伝隊長の「おっきい こんのすけ」も佐賀に来訪。当初は2月5日の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため2月27日に延期し、佐賀県立博物館の1日館長として、来場者のお出迎えや写真撮影会を実施するとのことです。
佐賀県内や九州だけでなく、遠隔地から来場する方に向けた宿泊プランもあると愛垣さんは語ります。
「近畿日本ツーリストによるオリジナルグッズ付き宿泊プランで、宿泊のみのほか、博多駅までのJR付きパッケージプランや、羽田空港から佐賀空港・福岡空港を発着する航空券付きのプランもあるので、利用されると便利かもしれません。佐賀空港からの連絡バスは、佐賀県立博物館前にも停車しますので、空港から乗っていただくと迷わずに着けると思います」
■ 展覧会をきっかけに佐賀を知ってほしい
展覧会開幕以降、来場した審神者の皆さんから「コラボしてくれてありがとうございます、とお礼を言われるので嬉しいですね」とのことですが、もっと佐賀を知ってもらいたい、という気持ちもある様子。
「この展覧会をきっかけに肥前刀、そして佐賀の色々なものを知ってほしいと思います。2015年から佐賀県の情報発信プロジェクト『サガプライズ!』がスタートし、コンテンツや企業とのコラボを通じて、全国に佐賀県の魅力を発信しているのですが、佐賀には素敵なものがいっぱいあるので、是非体験してください」との希望も口にしていました。
佐賀県は北に玄界灘、南に有明海と2つの異なる海に面しているため、海産物もバラエティ豊か。また佐賀牛やイチゴなどの農畜産物も知られているため、肥前忠広のように「めしは食う専門」でも、楽しみが色々ありそうです。
佐賀県立博物館のコレクション展「忠吉から忠広へー集結!初代忠吉-」は、2022年2月1日~3月6日の期間で開催されています。毎週月曜は休館日となっているほか、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、一部のイベントで中止や内容を変更する可能性があるとのことで、最新情報は佐賀県立博物館公式サイトを参照してください。
取材協力:佐賀県
文・咲村珠樹/提供元・おたくま経済新聞
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