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チンニングの効果は?
懸垂(チンニング)で使う筋肉は?

チンニングの効果は?

姿勢が良くなる!

チンニングは普段の生活であまり使われず衰えがちな、広背筋・脊柱起立筋群・僧帽筋(上・中・下部)を鍛えるので、姿勢の改善にも最適のトレーニングです。猫背体型などが気になる方は、チンニングで姿勢改善もしましょう。

腰痛の予防になります!

チンニングができなくても、バーを握ってぶら下がるだけでも効果があります。身体が上下に伸びるので、圧迫されていた脊椎(背骨と背骨の間にあるクッション)の負担が軽減され腰痛予防にもなり、姿勢も改善されます。徐々にステップアップしながら無理せずがんばりましょう!

外でもできる

チンニングはダンベルなどのウエイト器具などを使わずに自分の体重を利用して行うので、鉄棒などぶら下がるところがあれば簡単にすることができます。

短時間で済む

チンニングは負荷の高いトレーニングなので少ない回数でもしっかりと効果が出ます。そのため10~15分程度の短時間で大丈夫です。

懸垂(チンニング)で使う筋肉は?

広背筋は、背中から腕に走っている筋肉。背中から始まり、上腕の肩に近い所に付いている筋肉です。脇のすぐ後ろを通っているのが広背筋です。広背筋の働きは上腕を引くこと。上腕を前から後ろに引くときや、上から下に引くときに使う筋肉です。懸垂では、上腕を上から下に引くために広背筋を使います。ただ体を上げるのではなく、上腕を引くことを意識すると、広背筋に効かせられます。広背筋に効かせるためには、「背中で引く」とよく言われますが、正確に言うと、「背中で上腕を引く」なのです。上腕を下ろす力で体を上げるようにするのが、広背筋を使うコツです。

【徹底解説】懸垂(チンニング)のコツ!逆三角形のぶ厚い上半身を作る秘訣。
(画像=出典:freiheit.co/entry/%E8%87%AA%E9%87%8D%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0、『KASHI KARI』より引用)
【徹底解説】懸垂(チンニング)のコツ!逆三角形のぶ厚い上半身を作る秘訣。
(画像=出典:photo-ac.com/、『KASHI KARI』より引用)

○広背筋(こうはいきん)

広背筋は、背仲の筋肉の棘腕筋(きょくわんきん)のうち、下方に三角形をなす筋肉。棘腕筋は浅背筋とも呼ばれ、全てが背部の骨格から起こり、上肢との機能的関連を持つ筋群です。

○大円筋(だいえんきん)

大円筋は、肩甲骨の下部から前外方へ向かい上腕骨に停止します。肩関節の伸展・内転・内旋をします。

○僧帽筋(そうぼうきん)

僧帽筋は、人間の背中の一番表層にある筋肉です。英名は「台形」を意味する語に由来し、首、左右の肩、第十二胸椎がつくる四角形から命名されたもの。肩と首の間をさわりながら正面で片手や両手でおもりを持つ事により、僧帽筋が動くことを感じることが出来ます。

○上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)

上腕二頭筋は、人間の上肢の筋肉。肘関節を曲げた際によく浮き出る筋肉で通称「力こぶ」と呼ばれています。上腕二頭筋は力強い男性のイメージを作り出し、ボディビルのポーズなどに良く見られます。

○菱形筋(りょうけいきん)

菱形筋は、脊椎から左右の肩甲骨に停止する一対の筋肉です肩甲骨を後ろに引く作用があります。

○三角筋後部(さんかくきんこうぶ)

三角筋後部、背中側の肩の筋肉。

引用:wikipediaより