目次
▼ボディメイクその2:姿勢保持、体幹エクササイズ
▼ボディメイクその3:自体重やダンベルを用いた、王道ボディメイクトレーニング
▼ボディメイクその2:姿勢保持、体幹エクササイズ
より整ったシルエットを作り上げる為に、仕上げておきたいのが体幹にある深層筋。「重りやダンベルを使って頑張ってトレーニングをしているのに引き締まらない」という時は、下記の筋群をエクササイズするとよいでしょう。
【脊柱・背骨のリセット】
■キャットカウ・キャメル
背骨周辺の筋肉をほぐすエクササイズ。
①四つ這いになりおへそを床に近づけるように身体を反らせ、身体の前側を伸ばす(3秒キープ)
・肩甲骨を寄せて、胸を張るようにポーズ
・首を長くし、天井を見るように顔を持ち上げる
②四つ這いになり、腰部を天井に近づけるように背中を丸める(3秒キープ)
・お腹をへこめて、身体全体が「C」を作るように姿勢を作る
・おへそを見るように、顎を引きながら頭を下げる
・肩甲骨同士を離すように動かし、背中のストレッチ
①と②を交互に3回ほど繰り返すと、背骨の周りの筋肉が動かされ姿勢がほぐれていきます。
【姿勢の安定・お腹を引き締めるエクサイズ】
■ストレートプランク
姿勢の保持、お腹周りの引き締め
①うつ伏せになり肩の真下に肘を床につく
・頭をしっかりと持ち上げ、顎をひいておく
・肩がすくまないように首を長く保つ
②肘とつま先を床に押し付けるように身体を持ち上げる
・頭頂部から踵が一直線になるように
・息を吐き、お腹をへこまし固くする
・お尻を締め、膝もしっかり伸ばす
②の姿勢を10秒キープし、10秒休息。
■ヒップリフト
骨盤の安定、お尻・腰回りの引き締め
椅子に座っている姿勢が長い方は骨盤周りの筋肉が衰え、ヒップや下腹がたるみがちに。
この種目で骨盤周りを安定させ、下半身のトレーニングの効果を高めます。
①仰向けになり、膝の下に踵が来るように膝を立てる
・お腹に少し力をいれて、腰を床に押し付ける
・両手はお尻の横に手を広げておいておく
・脚の幅をこぶし1つ分空けておく
②お尻を持ち上げて、膝から肩を結ぶラインが一直線になる姿勢をキープする
・踵を床に押し付けるようにお尻を固く締める
・腰が反れないように息を吐き、おへそを背骨に押し付けるようにお腹を締める
③②の姿勢を10秒キープ。
▼ボディメイクその3:自体重やダンベルを用いた、王道ボディメイクトレーニング
【胸板(胸部)を厚くするエクササイズ】
■プッシュアップ
使用部位:大胸筋、三角筋前部、上腕三頭筋
①両手を床につき、つま先立ちで身体を浮かせておく
・手は胸と同じライン上に来るようにセット
・踵から頭が一直線になるように姿勢を安定させる
②肘が90度になるところまで、身体を床に近づけていく
・頭や腰だけが床にちかづかないように、まっすぐな姿勢をキープする
③再び①の姿勢まで身体を押し上げる。
■ダンベルフロアプレス
使用部位:大胸筋、三角筋前部、上腕三頭筋
①仰向けになり、肩の真上にダンベルを持つ
・胸を張って肩は床から離れないように
・腰が床から離れないようにお腹を固く締めておく
・ダンベル、手首、肘、肩が垂直になるようにセット
②肘が90度になるようにダンベルを床までおろす
・肘は胸と同じライン上におろす
・この時ダンベル、手首、肘の垂直を維持しながら動作する
③再び①の姿勢までダンベルを押し上げる
【逆三角形、胸の張れるきれいな姿勢をつくる背中のエクササイズ】
■ベントオーバーロウイング
使用筋群:広背筋、三角筋後部、僧帽筋、菱形筋、上腕二頭筋
①ダンベルを持ち、脚を肩幅に開いて立ったら、上半身を前方に倒す
・若干膝を緩めて腰が丸まらないようにする
・お尻、胸、肩、頭頂部を一直線に結ぶように姿勢を保つ
・肩が重りで垂れ下らないように肩甲骨を軽く寄せておく
②肘が身体の脇腹をこするように、ダンベルをおへその位置まで引き寄せる
・この時腰が反れないようにお腹に少し力を入れておく
・頭が前方、下にいかないように顎を引き、首を長く保っておく
③姿勢を保ったまま、ダンベルを再び①に来るように戻す
【引き上がったヒップと脚を長く見せる下半身のエクササイズ】
■スクワット
使用筋群:大臀筋(ヒップ)、大腿四頭筋(太もも、膝上)、ふくらはぎ
①脚を腰幅~肩幅に立ち、つま先を若干外向きにセット
・腰が反れないように、お腹とお尻に少し力をいれておく
・胸を張り、顎を引いて頭を高い位置にセット
②膝と股関節がバランスよく動くように膝の高さまでしゃがみ込む
・上半身は①の姿勢を保ち、背筋が伸びたまま動作する
・つま先、踵が浮かないように足の裏全体に体重を乗せる
・膝のお皿とつま先(人差し指)が同じ方向を向くようにしゃがむ
・股関節(ヒップは)キレイな「く」の字をつくるようにセット
③再び①に戻るように足で床を押しながら立ち上がる
■デッドリフト
使用筋群:大臀筋(ヒップ)、ハムストリングス(太もも後)、脊柱起立筋(姿勢保持、背中)
①脚を腰幅で立ち、ダンベル(重り)をお尻の横に持つ
・腰が反れないようにお腹とお尻に少し力を入れておく
・胸を張り、顎を引いて頭を高い位置にセット
②膝を少し緩め、上半身を床と並行にするように前に倒す
・ダンベルは身体から離さないように、太ももを滑らすように下す
・ダンベルが膝の下まで来たら動きを止める
・上半身は①の姿勢を維持しておく
③再び①に戻るように足で床を押しながら立ち上がる
■ダンベルステップアップ
使用筋群:大臀筋(ヒップ)、ハムストリングス(太もも後)、大腿四頭筋(腿前)、ふくらはぎ
※倒れにくい安定した台か椅子を用意
①台の後ろに立ち、脚は腰幅かこぶし1つ分空けてセットする
・腰が反れないようにお腹とお尻に少し力を入れておく
・胸を張り、顎を引いて頭を高い位置にセット
②片脚を台の上に置き、一気に台に立ち上る
・地面を蹴った脚は台に置かず、片脚立ちで保持
・浮かせている片脚以外は①の姿勢をキープする
③地面を蹴った脚、台に乗せた脚の順で脚を降ろし、台の後ろに立つ
【ベルトの穴を細く出来るウエストのエクササイズ】
■レッグドロップ(レッグレイズ)
使用筋群:腹筋群(腹直筋、腹斜筋、腹横筋など)
①仰向けになり、両手をお尻の横に置く
・腰が浮いてしまう時は、お腹に少し力をいれて腰が床に触れるようにする
②手を床に押し付け、脚を伸ばしたまま天井に押し上げるように床から離す
・お尻も床から離れるように持ち上げる
・脚を伸ばしたままが難しい場合は、膝を緩めて行う
③ゆっくりお尻を降ろしながら、再び①の姿勢に戻る
■マウンテンクライマー
使用筋群:腹筋群(腹横筋、腹斜筋、腹直筋)大臀筋(お尻)、腸腰筋(太もも付け根)
①肩の真下に手をつき、つま先で身体を一直線にキープ(腕立て伏せの最初の姿勢をキープ)
・腰が反れないように、下からお腹を持ち上げるように力を入れる
・足首は90度を保ち、下半身を安定させる
②腿上げをするように、左右の脚(膝)を交互に胸に引き寄せる
・お尻が持ち上がらないように身体の直線をキープする
・頭を持ち上げ、肩がすくまないように胸を張っておく
②を走るように速く動かし、20秒~30秒行い続ける。休息を挟みながら3セット程行う