エアコンの電気代はやっぱり高いの?

では、エアコンはどうなのだろうか。暖房の消費電力が900W(8~12畳用)の「日立RAS-XK28M2」を例に、1時間あたりの電気代を計算してみよう。

0.9×1h×27円=24.3円

1時間あたりの電気代は他の暖房器具とほぼ同じといえそうだ。

エアコン(暖房)と他の暖房器具を年間電気代で比較

各メーカーが公表する期間消費電力量をもとに、エアコンと前述の二つの暖房器具の年間の電気代を比較してみよう。
※期間消費電力量は東京で1日7時間169日の使用を想定したもの

・エアコンの年間電気代:約1万6,000~2万1,000円
・遠赤外線ヒーターの年間電気代:約1万4,000~2万9,000円
・オイルヒーターの年間電気代:約9,600~2万9,000円

3機種の比較では長期間で考えると電気代はエアコンが最安となった。また、同じ消費電力(900W)でも、エアコンは他の暖房器具より広い範囲を暖める能力があることも特筆すべき点だろう。

暖房器具は適材適所で上手に使えばOK

3つの暖房器具を比較したところ、一番高いのは遠赤外線ヒーターだった。しかし近くを集中的に温められる、狭いところでも使える、持ち運びに便利といったメリットもある。

暖房器具にはこのほかにもこたつやガスヒーターなど、さまざまなものがある。リビングなど長時間滞在する部屋、洗面所など滞在時間が短い部屋といったように、場所や用途に応じて使い分けてみてはいかがだろうか。

文・大岩楓

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